在宅介護から施設介護への切り替えは、介護生活の中でも大きなインパクトを持つ節目。要介護度や健康状態によって「向いている介護施設」は違います。介護や医療体制が入居者のニーズに合うかどうかが大切です。
とはいえ、最終的には費用面との相談が必要となるケースが多いでしょう。
特別養護老人ホーム(特養)などの公共施設の費用は収入に応じて設定されるため、有料老人ホームなどの民間高齢者施設と比べ金銭的な負担は軽くなります。
しかしその分入居希望者が多く、必要な時に入居できない点が大きなデメリットです。「いったん民間の有料老人ホームに入居して、特養の空きを待つ」という選択肢もありますね。
今回は2023年8月23日に公表された、有料老人ホームの入居理由や費用に関する調査結果を紹介していきます。