厚生労働省の「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、老齢厚生年金の受給権者の平均年金額は月額約14万4000円です。
老後の生活費を考えると、20万円以上あればいいなと感じる人もいるでしょう。
本記事では、厚生年金月額20万円以上の人の割合について解説します。
年金が多い人と少ない人の決定的な違いも紹介しますので、今後の働き方の参考にしてください。
1. 厚生年金月額20万円以上の人は15.5%
厚生労働省の「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、老齢厚生年金の受給権者約1618万人のうち月額20万円以上の人は約250万人です。
老齢厚生年金の受給権者に占める月額20万円以上の人の割合は15.5%となり、おおよそ6.5人に1人が該当します。
男女別にみると男性が約244万人であるのに対し女性は約7万人と、月額20万円以上の人の大半は男性です。
男女それぞれの受給権者に占める月額20万円以上の人の割合は、男性が22.5%、女性が1.2%となります。
年金額別・男女別にみると、受給権者に占める月額20万円以上の人の割合は次の通りです。