住宅ローンの借り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
借り換えを行うことで、金利を低くできる、付帯保険を見直せる、などのメリットがあります。
今回は、住宅ローンの借り換えはどこに相談するべきか、3つの相談先と注意するべきことを解説していきます。
当記事を参考に住宅ローンの借り換えを検討してみてください。
1. 住宅ローンの借り換えの相談先はどこがいいか
住宅ローンの借り換えの相談先は、主に3つです。
- 現在住宅ローンを借入している金融機関
- 現在の住宅ローンの借入先以外の金融機関
- ファイナンシャルプランナー
1.1 借り換えの相談先1:現在住宅ローンを借入している金融機関
借り換えを検討している場合、現在の借入先に相談することで、借り換え以外でのローンの負担を軽減する方法についてアドバイスがもらえるでしょう。
住宅ローンの見直しについては、借り換えが一般的ではありますが、金利の引き下げや借入条件の変更などで返済負担を見直すことができます。
借り換えと比べると利息の軽減効果はあまり期待できませんが、諸費用が抑えられ、複雑な手続きも不要です。
注意するべきこと:引き止められる可能性
金融機関は、住宅ローンの利息を得ているので、他の金融機関へ借り換えは基本的に避けたいはずです。
そのため、借り換えを検討している旨を伝えると、引き止められる可能性があります。
借り換え以外でのローンの負担を軽減する方法についての話がメインとなるでしょう。
1.2 借り換えの相談先2:現在の住宅ローンの借入先以外の金融機関
借り換えを検討している場合は、現在の借入先と異なる金融機関に相談してみるといいでしょう。
借り換えの諸費用はいくらなのか、どのような保障やサービスが付帯するのかなど説明をきくことができます。
注意するべきこと:強引に勧誘される可能性
特定の住宅ローンに勧誘される可能性が高いです。
金融機関としては、自社で借り換えをしてほしいので、強引に借り換えを勧めてくるかもしれません。
勧誘ばかりされてしまう場合は、担当者の変更や、他の金融機関にも複数社相談してみることをおすすめします。
1.3 借り換えの相談先3:ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーに相談するのもひとつの手です。
借り換え後も無理なく返せる計画になっているのかなど、相談できるでしょう。
将来を見据えたお金の相談もしたい場合は適しています。
注意するべきこと:取扱商品に偏った意見を言われる可能性
金融商品の販売で生計を立てているファイナンシャルプランナーの場合は、取り扱う商品を販売することで収益を得ています。
そのため、取り扱う商品の偏った意見を言われてしまう可能性があります。
ファイナンシャルプランナーの所属先や得意分野、経歴をしっかり確認しておきましょう。
2. 住宅ローンの借り換えのポイント
最後に、住宅ローンの借り換えのポイントを解説します。
主に2つです。
- 諸費用を含めたコストで判断する
- 金利上昇リスクに備える
住宅ローンの借り換えには諸費用がかかります。
借り換えによって、金利が低くなることや付帯サービスが充実する可能性がありますが、諸費用がかかることを認識しておきましょう。
また、変動金利に借り換える場合は、金利上昇リスクを加味しておくことも重要です。
MeChoice編集部
・住宅ローンの借り換えの相談先は「現在住宅ローンを借入している金融機関」「現在の住宅ローンの借入先以外の金融機関」「ファイナンシャルプランナー」
・住宅ローンの借り換えの相談をする際に注意するべきことは「引き止められる可能性」「強引に勧誘される可能性」「取扱商品に偏った意見を言われる可能性」
・住宅ローンの借り換えのポイントは「諸費用を含めたコストで判断する」「金利上昇リスクに備える」