今すぐできる「お金が貯まる習慣」3つ
では、今すぐできる、お金が貯まる習慣についてチェックしていきます。
- 家計の収支を確認する
- 毎月の目標貯蓄額を決めて、先取り貯蓄を行う
- 資産運用に挑戦
すべて基本的なことですが、お金を貯めるにはまずは家計の現状を把握し、目標金額を設定して、先取り貯蓄を行うのが一番成功するポイントとなります。
毎月の貯蓄の目標金額は、手取り収入の20%くらいからを目安にすると良いでしょう。
たとえば、手取りが15万円の新入社員の場合、毎月3万円の貯蓄を目標とします。毎月50万円の手取り収入がある場合は、10万円くらい貯蓄できると良いですね。
もちろん、20%以上お金を貯めることができる人は、積極的に先取り貯蓄を行いましょう。
そして、先取り貯蓄をしたお金の一部で資産運用をおこなうのもよいでしょう。毎月1万円からでも構わないので、まずは口座開設をして、積立投資を行うという仕組み作りを行うことが大切です。
少ない投資額でも、どんな投資信託があるのか、運用でどのくらいお金が増えるのか、手数料はいくらくらいかかるのかなど、資産運用の基本も勉強することができます。
利益に税金がかからない、NISA制度を利用しながら、少額でも資産運用を始めてみましょう。リスクはあるので、まずは情報収集をすることも大切です。
貯蓄方法のまとめ
貯蓄は短期間で行うものではなく、老後まで時間をかけて、長期的にコツコツと行うものです。
貯蓄を成功させるためには、先取り貯蓄や資産運用などのルール作りを行い、それに沿って、長期的に淡々を実行していくことがポイントとなります。
将来、日本人の平均貯蓄金額まできちんとお金を貯めることができるように、若いうちからルール作りを行い、長期的な視点で貯蓄をしていきましょう。
今年も残り約2ヶ月半ですから、来年に向けた貯蓄計画や情報収集もはじめるとよいでしょう。
参考資料
- 総務省「〈要約〉家計調査報告(貯蓄・負債編) (令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果- Ⅲ.世帯属性別にみた貯蓄・負債の状況」
下中英恵FP事務所 下中 英恵