平均の貯蓄額はいくら?年代別にも確認
まずは、平均貯蓄額をチェックしていきます。
家計調査によると、2人以上の世帯における2022年の平均の1世帯当たり貯蓄現在高は、1901万円となっています。
そして、貯蓄保有世帯のうち、ちょうど真ん中の値となる貯蓄額の中央値は1168万円です。
平均貯蓄額が思ったよりも高くて驚いている人もいるかもしれません。
しかし、実際のところ、二人以上の世帯の貯蓄現在高階級別の世帯分布をみると、貯蓄現在高の平均値である1901万円を下回る世帯が、全体の約3分の2(66.3%)を占めています。
たしかに平均値は1901万円ですが、貯蓄現在高は金額が少ない階級に偏った分布となっており、平均に届いていない家庭の方が多いことが分かります。
<世帯主の年齢階級別貯蓄(2人以上世帯)>
全年齢の平均貯蓄額:1901万円
- 40歳未満 :812万円
- 40~49歳 :1160万円
- 50~59歳 :1828万円
- 60~69歳 :2458万円
- 70歳以上 :2411万円
また、世帯主の年齢階級別に貯蓄額を見てみると、最も高いのは60〜69歳で2458万円となっています。