【ChatGPT】実は苦手なこともある!「痛恨の誤回答」も紹介

ここまで活用方法についてご紹介しましたが、ChatGPTにはデメリットもあります。

ChatGPTを上手に使うためには、デメリットをきちんと理解することが必要です。そこで、ChatGPTでできないことについてご紹介します。

最新の情報を出せない

ChatGPTは最新の情報をもとに文章を生成しているわけではありません。また、無料版(GPT-3.5)と有料版(GPT-4)でも学習状況が異なります。

そのため「答えられない」「誤った内容を答える」こともあります。

最新情報を調べたいときには、自分で検索するほうが良いでしょう。

まちがいが含まれることも!「痛恨の誤回答」実例を紹介

ChatGPTが学習している時の情報であっても、必ずしも正しいことが書かれているわけではありません。

たとえば、「少年よ、大志を抱け!」と言った人物について尋ねると、以下のように回答されました。

ChatGPTの誤回答例:「少年よ、大志を抱け!」って誰の名言?

出所:LIMO・U23編集部がChatGPTにより生成

【LIMO・U23編集部員からの質問】

少年よ、大志を抱け! は誰が言った?

【ChatGPTの誤回答】

「少年よ、大志を抱け!」という言葉は、 日本の詩人である北村透谷 (きたむらとうたに)によって言われ ました。北村透谷は明治時代に活動し、その詩文で知られています。 この言葉は、若い人々に大きな夢や 目標を持つことの重要性を訴えるメッセージとして広く知られています。

出所:LIMO・U23編集部がChatGPTにより生成

この言葉は北村透谷(きたむらとうこく)ではなく、クラーク博士が言ったものです。

このように、聞き方によっては誤った情報が出される場合もあり、注意しなければなりません。

また文献を示すように指示しても、出された文献が存在しない場合もあります。

そのため、ChatGPTの回答を使用する際には、その内容が正しいかどうか自分で確認する必要があるでしょう。

ChatGPTが「できること・苦手なこと」を知って上手に活用を!

今回は話題のChatGPTについて、大学生がどのように使っているのか、そして気をつけるべきポイントについてご紹介しました。

時間短縮に繋がるなど便利な点が一方で、ChatGPTが出力した文章は正確でないことも多く、注意する必要があります。

まだ使ったことがないみなさんもChatGPTの特徴や「できること・苦手なこと」を理解し、上手に活用してみてはいかがでしょうか。

参考資料

LIMO・U23編集部