カラフルな花色が豊富にそろっているパンジー&ビオラ。
初心者にも育てやすく、秋から春にかけての花壇には欠かせません。
今回はパンジーやビオラの魅力を探るとともに、大株に育てるための苗選びからお手入れまでを紹介します。
パンジー&ビオラとは?
バンジー&ビオラの基本情報
- スミレ科スミレ属
- 原産地:ヨーロッパ・西アジア
- 開花時期:10~6月
- 参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)
8月中旬~9月にかけて種まきをする一年草のパンジー&ビオラ。草丈は10~30センチ程度でコンパクトにまとまるので、花壇のボーダーや寄せ植えに最適です。
花が比較的大きめなのがパンジーで、小ぶりで野性味のあるのがビオラ。ただ、近年では品種改良で大型のビオラも登場しているので、その境界は曖昧になってきています。
パンジー&ビオラの魅力
色も形もバリエーション豊富
パンジー&ビオラの最大の魅力は、なんといっても多彩な花色。黄・青・紫・白・赤・ピンク・オレンジなどの単色のほかに、中央部にブロッチと呼ばれる黒っぽいシミが入るものも。
また2色以上のグラデーションが美しい複色や、黒や褐色のシックなものもあります。丸い花弁や細い花弁、一重咲きや八重咲き、フリルのように波打つ花弁など、花の形もバリエーション豊かです。
強健な性質で育てやすい
見た目によらずとても強健で、暑さにはやや弱いものの寒さには強く、冬も枯れません。日当たりのよいところに植えれば、ほとんど手間いらずで元気に育ちます。
初心者にも簡単に育てられるのでオススメの植物と言えるでしょう。