住宅の購入する際に、住宅ローンの検討が必要になってきます。
金利タイプや頭金について、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、住宅ローン利用者が利用した金利タイプと融資率の割合はどのくらいか、住宅支援機構のデータを元に解説していきます。
住宅ローンを検討している方はぜひ参考にしてください。
1. 利用した金利タイプ別の融資率
2023年6月30日に住宅支援機構が公開した、住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】によると、利用した金利タイプ別の融資率は以下のようになっています。
1.1 融資率50%以下
- 変動型:10.0%
- 固定期間選択型:14.5%
- 全期間固定型:10.7%
1.2 融資率50%超60%以下
- 変動型:7.5%
- 固定期間選択型:10.9%
- 全期間固定型:7.1%
1.3 融資率60%超70%以下
- 変動型:9.3%
- 固定期間選択型:12.4%
- 全期間固定型:10.7%
1.4 融資率70%超80%以下
- 変動型:11.4%
- 固定期間選択型:17.1%
- 全期間固定型:20.7%
1.5 融資率80%超90%以下
- 変動型:19.2%
- 固定期間選択型:17.5%
- 全期間固定型:18.6%
1.6 融資率90%超100%以下
- 変動型:30.5%
- 固定期間選択型:18.2%
- 全期間固定型:24.3%
1.7 融資率100%超
- 変動型:12.2%
- 固定期間選択型:9.5%
- 全期間固定型:7.9%
2. 住宅購入の頭金はいくらにしている人が多いか
どの金利タイプにおいても、融資率90%超100%以下の割合が最も多いことから、自己資金を1割程度を準備して住宅ローンを組む人が多いことがわかります。
住宅の購入の際の頭金をどのくらいにするか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
参考資料
藤原 悠喜