2. 2023年末で廃止のジュニアNISAの注意点とは?

ジュニアNISA制度は、2023年末で廃止となります。

たとえば大手ネット証券である楽天証券とSBI証券では、ジュニアNISAの口座開設は、2023年9月末までとなっています。

2.1 <楽天証券>

  • 楽天証券に未成年口座を持っておらず未成年口座・ジュニアNISA口座を同時申込みする場合:ウェブ申込を9月30日(土)までに完了
  • 楽天証券に未成年口座を持っておりジュニアNISA口座のみ申込みする場合:ウェブ申込み後、楽天証券から送付する口座開設書類を9月29日(金)までに返送(必着)

2.2 <SBI証券>

  • 未成年口座とジュニアNISAを郵送で同時開設する場合(ジュニアNISA単独開設も含む):9月29日(金)書類必着
  • 未成年口座とジュニアNISAをオンラインで同時開設する場合:受付締切9月29日(金)まで(※本人確認書類のアップロードは9/30まで)

その他、ジュニアNISA廃止に向けて、特に覚えておきたいポイントを確認していきましょう。

2.3 <ジュニアNISA廃止 覚えておきたい注意点>

  • 2024年以降、非課税期間満了年の翌年1月1日時点で口座名義人が未成年(18歳未満)の場合、非課税期間(5年間)が満了した金融商品は自動的に継続管理勘定へ移管(ロールオーバー)される。そして、成年(1月1日時点)になるまで引き続き非課税で保有することが可能。
  • ロールオーバー可能な金額に上限はない。時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことが可能。
  • 2024年以降には、年齢や理由に関わらず、保有している全額を非課税で払い出すことが可能(一部のみの払出しは不可)。その際、ジュニアNISA口座は閉鎖することになる。
  • ジュニアNISAで成人になるまで非課税で運用を続けた場合、2024年以降は、これまでのNISAとは別の制度としてスタートする新NISAの非課税枠には移管することができない。
  • 成人を迎えたとき(または、18歳を迎え5年の非課税期間が終了するとき)は、ジュニアNISAで保有している商品は、年末に特定口座(または一般口座)に払出しがされる。年末までに、特定口座(または一般口座)に払出しをするか、売却するか、選択する必要がある。

このように、ジュニアNISA廃止に向けて、注意しなければならないポイントがいくつかあります。

3. 新NISAは2024年スタート

2024年から、成人向けのNISA制度も新しくなります。

ジュニアNISAの口座開設者が18歳になると、新NISAの口座が手続きなしで自動開設されます。ただし、ジュニアNISAの保有商品が自動で課税口座に払い出され、新NISAへの移管はできないので注意が必要です。

新NISAは投資ができる上限金額が大幅に増えるなど、より使い勝手のよい制度となっています。