総務省が2023年9月5日に発表した「家計調査」によれば、7月の消費支出は28万1736円と、6月に比べて実質5.0%の減少となりました。

相次ぐ物価高により、家計の支出を抑えて貯蓄に回す世帯が増えていると予想されます。

では、老後を迎える60歳はいくら貯蓄しているのでしょうか。

今回は、60歳代で貯蓄が3000万円を超えている人の割合や、退職金がない場合にどのような対策が有効になるか解説します。