国土交通省の令和4年度住宅市場動向調査報告書によると、注文住宅を選んだ理由の中で「信頼できる住宅メーカーだったから」が54.7%と最も多い結果になりました。

静岡県で注文住宅を購入された40歳代のご夫婦も、信頼できる住宅メーカーと出会えたおかげで、納得のいく注文住宅の購入ができたそうです。

しかし、快適に暮らしている一方で、住んでから気づいた後悔点もいくつかありました。

せっかく納得して注文住宅を購入したのに、住んだ後に後悔したくないですよね。

そこでこの記事では、ご夫婦が注文住宅を購入して満足した3つのポイントと後悔した3つのポイントを紹介します。

これから注文住宅を購入しようと検討している方は、この記事で解説するご夫婦の体験談を参考にしてみてください。

注文住宅を購入して後悔した3つのポイント

ここでは、ご夫婦が注文住宅を購入して後悔した3つのポイントを紹介します。

ここで解説する後悔ポイントを参考にして、注文住宅を購入するようにしましょう。

注文住宅での後悔ポイント1. 広いと掃除が大変

注文住宅で大変なことの一つが家の掃除です。

特にこのご夫婦は、狭いアパートから広い注文住宅になったため掃除が大変だったそうです。

「狭いアパートから、ひとり一部屋の持ち家になったので掃除が大変です」

掃除が楽になる家にするためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 壁や床の段差をできるだけなくす
  • 水回りの設備を掃除がしやすいものにする
  • 造り付けの棚や家具を増やす

段差をなくすことで、掃除機やお掃除ロボットでの掃除が楽になります。

また汚れがつきにくい床のお風呂や、便座が取り外せる機能のついたトイレなど、掃除がしやすいものを選ぶのもおすすめです。

さらに、隙間のホコリを掃除しなくていいように棚や家具をできるだけ「造り付け」にするのも、掃除を楽にするコツになります。

注文住宅での後悔ポイント2. リビングに収納が少ない

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Kostikova Natalia/shutterstock.com

部屋の広さや間取りのことを考えすぎることで、収納スペースを忘れがちになります。

実際にこのご夫婦も、収納に関して次のように後悔しています。

「収納スペースが少なくて物を片付けるのに不便に感じました。特にリビングやダイニングは収納スペースがないので不便です」

リビングは、他の部屋に比べて収納量が少ない傾向があります。

リビングを快適な空間にするためには以下のような工夫が必要です。

  • パントリー(食品や食器を収納するスペース)を作る
  • 床下収納を作る
  • 階段下収納を作る

スペースを有効に利用することで、十分なリビング収納の確保が可能です。

注文住宅での後悔ポイント3. 窓が大きすぎる

マイホームの大きな窓は、誰もが憧れる設計の一つです。

しかしご夫婦はこのように後悔しています。

「リビングの窓を通常より大きな窓にしましたが、夏は陽射しが強くて窓際に近づけません。昼間からカーテンを閉めないといけないのはがっかりです」

間取りを決める際に、

  • 日当たりが良くなる
  • 昼間は電気を使わなくても十分明るくなる

という理由から、大きな窓をリビングに作りましたが裏目に出てしまったそうです。

大きな窓にする場合は、以下のような対策を検討しましょう。

  • 断熱性の高い窓にする
  • すだれやシェード、遮熱カーテンをつける

快適なリビングにするためには、一工夫が大切です。

注文住宅を購入して満足した3つのポイント

後悔しているポイントがある一方、注文住宅を建てて良かった点もあります。

ここでは、ご夫婦が注文住宅を購入して満足した3つのポイントを解説します。

注文住宅での満足ポイント1. 生活音を気にせず生活できる

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Antonio Guillem/shutterstock.com

ご夫婦が注文住宅で一番満足している点は、生活音をあまり気にせず生活できるところです。

「一番満足している点は、生活騒音などを気にする必要があまりない事です。それなりの外壁や防音効果があるのでストレスがないです」

戸建ての注文住宅は、マンションやアパートなどの共同住宅とは違い、隣の家と離れています。

そのため、生活音や足音などが気にならず快適に過ごせる人は多いでしょう。

しかし、以下のような原因で騒音にストレスを感じるケースもあります。

  • 近隣の家の足音やピアノの音
  • 道路や線路からの騒音
  • 公園や学校から聞こえる音

これらの音を防ぐためには、以下のような防音対策をすることがおすすめです。

  • 隣の家と隣接している方向に玄関や廊下を設ける
  • 高気密や高断熱の家にする
  • 防音カーテンや二重窓にする

住宅メーカーに相談しながら、ぜひ試してみてください。

注文住宅での満足ポイント2. 老後の住宅費の負担が少ない

賃貸と持家では以下のような違いがあります。

  • 賃貸…住んでいる限り家賃を払い続ける
  • 持家…住宅ローンが終われば支払いがなくなる

この点も、ご夫婦が満足しているポイントの一つです。

「住宅ローンさえ終われば固定資産税や修繕費などの支払いしかなく、アパートの様な家賃を払わなくても済む事が満足ポイントです」

例えば、30歳で家を購入するケースと賃貸に住むケースを比較すると、以下の表の結果になります。

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出所:筆者試算・作成

賃貸に住むか持家に住むかは、老後の生活にも大きな影響があると言えるでしょう。

注文住宅での満足ポイント3. 土地や建物を資産として残すことができる

「子供達に土地の資産を残す事が出来たことです。現金はなかなか残す事が出来ないと思ったからです」とご夫婦は話しています。

注文住宅を購入すれば、土地と建物が資産になります。

一方で、賃貸の場合は家賃を払い続けても自分の物にはなりません。

将来、子どもや孫に資産として家を残したい場合は、資産価値の良い立地を選ぶのがおすすめです。

  • 駅が近いなど交通の便が良い
  • 周辺環境の利便性が良い
  • 住宅の価値が良い

資産価値のある家を建てたい場合は、立地や土地の資産価値などについて住宅メーカーや不動産会社に相談しながら家づくりを進めましょう。

注文住宅のまとめ

注文住宅では、ハウスメーカーとタッグを組んで家作りを行います。

そのため、注文住宅で後悔しないためにはハウスメーカーとの綿密な打合せが必要です。

とはいえ、実際に住んでみてから気づく点も多いのが、家づくりの特徴といえます。

間取りの配置や広さ、窓の大きさなどは、家を建ててしまってからは変更が困難です。

この記事でご紹介した体験談は、実際に家を建てた人のリアルな声になります。

ぜひ、このご夫婦の体験談を参考にして「後悔しない家づくり」を実現しましょう。

参考資料