【体験談】ハウスメーカーで注文住宅を建てて「良かった点」
この体験談は、ハウスメーカーで4700万円の鉄骨造の注文住宅を建てた、30歳代の夫婦へのインタビューをもとにしています。
まずは「良かった」と感じたポイントからご紹介します。
ハウスメーカーで良かった点1:標準仕様の上吊りの引き戸に満足
「標準仕様の建具でも十分に高級感があり、特に上吊りの引き戸は使いやすくて大満足でした」
一般的な引き戸では上下にレールがありますが、上吊り引き戸には下側にレールがないので、溝や段差が生じません。
ハウスメーカーでは建具や建材なども自社で商品開発していることが多いので、特に自分から細かな要望まで伝えなくても、使い勝手の良い商品を採用してもらうことができます。
ハウスメーカーで良かった点2:相談窓口が一つに集約されている
「注文住宅を建ててから4年後に子供が壁紙を破いてしまったのでコールセンターに相談したら、担当者が近くに来たついでに無料で補修してくれました。
ほかにも、設備や建具などについてわからないことがあった時の相談窓口が一つに集約されているので、自分で取り扱い説明書やホームページなどで調べなくても、とりあえず相談すれば解決してもらえます」
ハウスメーカーでは、アフターメンテナンスの体制や保証制度が整っていることが多く、引き渡し終了後にも電話1本で迅速に対応してもらうことが可能です。
また法で定められた保証期間よりも長期の保証期間を設けている企業が多く、永続性が期待できるハウスメーカーならではのメリットといえます。
ハウスメーカーで良かった点3:モデルハウスで事前に確認できた
「注文住宅は完成後の様子がわからないことが不安でしたが、各地にモデルハウスがあったため事前に確認することができました。
特に図面ではわからなかった階段の高さも、実際にモデルハウスで確認したら勾配が急すぎたので、事前に設計変更してもらうことができました」
図面だけを見ても、一般の方にはチェックできないことがたくさんあります。
ハウスメーカーには住宅展示場のモデルハウスをはじめ、商品カタログ、施工実例集等のパンフレット、現物見本などが豊富にあるので、住まいの完成形をイメージしやすいというメリットがあります。
ハウスメーカーで良かった点4:地鎮祭・上棟式の準備が楽だった
「住宅を建てる際には地鎮祭・上棟式の準備や現場近隣への挨拶回り等があるので、工務店で家を建てた友人はその都度仕事を休んで大変そうでした。
我が家の場合は、ハウスメーカーがすべてリードして準備してくれました。もちろんその分の費用は上乗せされていると思いますが、慣習を知らない土地に家を建てたので非常に助かりました」
地鎮祭や上棟式などの式典の準備や工事着工前の近隣挨拶などは、非常に手間がかかるので建築主にとっては大きな負担になります。
しかし、ハウスメーカーにその全てを任せることが可能です。
地元の工務店でもこのようなサービスに対応してくれることもあるので、不安な方は事前に確認してみるといいでしょう。