近年、電気代やガソリン、食料品などの高騰により、以前よりも節約を意識するようになった世帯も多いのではないでしょうか。
子どもの教育費や家のローン、老後の資金など、長期的に貯蓄しておきたいお金が多いことから、日々の節約は意識しておく必要があります。
本記事では、実際のアンケート調査をもとに「お金を使わない生活」について紹介していきます。
節約以外の方法で、老後に備える3つの方法についても解説しているのでぜひ参考にしてください。
9割以上の人が「お金を使わない生活」を意識している
株式会社ビズヒッツは、全国の男女500人に「お金を使わない生活」についてアンケート調査を実施しています。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査対象:全国の男女
- 調査期間:2023年8月11日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:500人(女性317人/男性183人)
- 回答者の年代:10歳代 0.8%/20歳代 17.2%/30歳代 37.2%/40歳代 28.4%/50歳代 12.0%/60歳代以上 4.4%
- プレスリリース公開日:2023年9月1日
上記調査の結果、96.2%の人が「お金を使わない生活を意識している」と回答しており、ほとんどの人が節約や支出を減らすことを日常的に意識していることがわかりました(グラフ参照)。
お金を使わない生活の頻度としては「毎日(43.8%)」と「週に数回(43.4%)」が、いずれも40%を超えており、多くの人がお金を使わない生活を習慣化しているとうかがえます。
なお、同調査で「お金を使わない生活を送る方法」をアンケート調査したところ、「外食を控え自炊する」が最も多い結果となりました。
支出の中でいわゆる「娯楽費」に分類されがちな「外食費」を削る人が多く、日々の生活の中で「自炊」を意識している人が多数いることがわかります。
さらに、自炊の際の買い物においても「安いものを買う」「クーポンで安く買う」といった工夫をしている人も多いとうかがえます。