【20歳代 vs 60歳代】投資への意欲は若い方が高い!?【2024年1月始動】新NISAの概要も紹介お金のリテラシーは「一生モノの財産」

新NISA「5つの改正ポイント」

出所：金融庁「新しいNISA」

私たちがいま利用しているNISAは、2024年1月に「新しいNISA」として生まれ変わります。その改正ポイントを整理しましょう。

現行のNISA制度では最長20年だった非課税保有期間は、新NISAでは無期限となります。

一般NISA、つみたてNISAともに、口座開設期間は2023年まででしたが、新NISAでは恒久化します。

いまのNISA制度の場合、「一般NISA」と「つみたてNISA」のいずれかを選ぶ必要がありましたが、新NISA制度ではそれぞれの後継となる「成長投資枠」と「つみたて投資枠」を併せて利用できるようになります。

一般NISAでは120万円だった年間投資枠は、新NISAの成長投資枠では240万円、同じくつみたてNISAで40万円だったものが、つみたて投資枠では120万円にまで増えます。

成長投資枠とつみたて投資枠を併せて利用する場合、年間投資可能額は最大360万円に。

一般NISAでは600万円、つみたてNISAでは800万円だった非課税保有限度枠は、新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠を合わせた全体で1800万円となります。（うち成長投資枠が1200万円）に。枠の再利用も可能となります。

2024年1月、まさに大改正が待っているNISA制度。上手に活用していきたいものですね。