建売住宅の不満1:浴室から隣の家までの距離が近い
都内の近郊県に建つ建売住宅は、地価が高いため敷地が狭くなりがちなので、どうしても隣家との距離が近くなってプライバシーが確保しにくくなってしまいます。
隣家からの視線が気になるのであれば、浴室内にブラインドを設置する、隣地境界のブロックに目隠しフェンスを設置するといった対策が必要になります。
建売住宅の不満2:道路に近いので車が通る音が気になる
道路に近い物件のため、夜中に窓を開けていると、 車の通る音が気になってしまうことがあるそうです。
建売住宅の場合でも二重サッシなどで騒音対策されている場合もありますが、窓を開けたい場合には対策する術がありません。
したがって購入する前の内覧の際には、窓を開けた状態で騒音の度合いをしっかりと確認しておくことが大切です。
建売住宅の不満3:同じ分譲地内の売れ残り物件を購入することになってしまった
こちらの夫婦は、売り出しされてから購入するまで3か月くらいかかってしまったので、どうしても同じ分譲地内の売れ残り物件を購入することになってしまったそうです。
売れ残り物件と聞くとどうしてもネガティブなイメージを持つ方が多いと思いますが、なぜ売れ残ってしまったのか原因を確認することが大切です。
物件そのものに明らかなマイナスポイントがある場合もありますが、他の人にとってマイナス面があったとしても自分にとってはそうではないこともあります。
また多少のマイナスポイントであれば、適正な価格で値引き交渉することも可能です。
建売住宅の不満4:ガスコンロが3口あっても使わない
物件にはガスコンロが3口ついていましたが、結局は一つしか使わないことが多いそうです。
建売住宅は不特定多数の人をターゲットにして設計するので、近年では3口タイプのガスコンロが主流となっています。
普段から使い慣れていないと3口あっても不要としか感じられないことが多いと思いますが、状況によっては役立つこともあるので、調理時間を短縮するためにも使い方を工夫してみると良いでしょう。
建売住宅の不満5:事前に1年を通しての自然環境を把握しておくべきだった
夫婦が購入した物件の周辺には、夏になると毎年ムクドリが集まってくるそうです。
近年は都市部の街路樹などにムクドリが集まるようになり、糞や鳴き声が問題視されています。
住宅は一度購入するとしばらくの間そこで暮らすことになるので、周辺環境に不満があると快適に過ごすことができません。
建売住宅を購入する前に自然環境の全てを確認することは難しいと思いますが、日当たりや日照時間、暑さ、寒さなど、夏場に購入するのであれば冬場のことを、冬場に購入するのであれば夏場のことを想定しておくことが大切です。