【厚生年金】働き続けて「65歳から受給vs70歳から受給」年金月額はいくら違うのか
リタイア後の年金を考える
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昨今は60歳以降も働く人が増えています。
会社員や公務員として働く場合、加入資格があれば原則70歳になるまでは厚生年金への加入が必要です。
では、70歳になるまで働いて厚生年金保険料を支払えば、いくらの年金をもらえるのでしょうか。
本記事では、64歳まで働いて65歳から年金を受け取る場合と、69歳まで働いて70歳から年金を受け取る場合にわけて、平均年収ごとにシミュレーションします。
1. 厚生年金とは?
厚生年金は、会社員や公務員として働く人が加入する年金です。
厚生年金は会社員や公務員として働き加入資格がある場合、原則として70歳になるまでは厚生年金に加入します。
また、老後にもらえる年金額は厚生年金加入時に収入に応じて支払った保険料(上限あり)と加入期間によって決まります。
そのため、70歳まで厚生年金に加入すれば、もらえる年金額を増やすことが可能です。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。