「狭小住宅」狭くても大丈夫だった点
この事例は、次のような方の体験談にもとづいています。
【居住地】京都府
【購入価格】4700万円
狭くても大丈夫だった点1:浴室は狭くても問題なかった
「子供が一人でも入浴できる年齢だったので、浴室は狭くても問題ありませんでした」
浴室が広いと足を伸ばしてゆったりと入浴できる反面で、掃除が大変で、かつ冬は室内が暖まりにくくなってお湯も冷めやすくなるので、水道光熱費が増える原因にもなります。
したがってメリットとデメリットを良く考慮して、浴室の広さを決めることが大切です。
狭くても大丈夫だった点2:寝室は8畳で十分だった
「まだ子供と一緒に寝ていますが、寝室は8畳で十分でした」
寝室の広さはそこで寝る人の人数によって異なりますが、シングルベッドを2台または布団を2組以上敷いた時に、周りにもある程度の空間がとれる広さとしては一般的に8畳以上必要になります。
また寝室にテレビやタンス、ドレッサーなどを置くことを想定した場合にも、8畳は最低限確保したい広さといえるでしょう。
一方、夫婦2人と小さな子供1人で寝るためだけの空間であれば、6畳でも十分な広さといえます。
その分他の部屋を広くすることができるので、寝室で何をしたいのかを良く考えた上で寝室の広さを決めることが大切です。
狭くても大丈夫だった点3:庭は狭くても問題ない
「我が家にはほとんど庭がありません。近隣で庭のある家は、夏は雑草の手入れが大変そうなので、特に不便さは感じていません」
広い庭のある家は周辺の建物との間に空間ができるので、風通しや日当たりを確保することができやすく、小さな子供を庭で安心して遊ばせることができるのがメリットといえます。
しかし定期的な庭の手入れが必要になります。
一方、狭小地に家を建てる場合には、どうしても広い庭を確保することができません。
したがって事前に庭があることのメリットとデメリットをよく検討しておくことが大切です。