毎年のように記録を更新する暑さが続く日本の夏。

猛暑を乗り越えてホッと一息付く頃、人と同じようにバラにも夏の疲れが出てしまうことがあります。

今回はバラが夏バテしているサインやその対処法を紹介します。耐暑性のあるオススメのバラも見て行きましょう。

要チェック!夏バテしているバラの特徴7つ

〈その1〉葉や枝が黄色っぽくなる

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ninaveter/shutterstock.com

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一部の葉や枝が黄色くなってしまったときは極度の水切れが原因。そのまま放置しておくとそのうち葉は自然に落ちますが、葉や枝としての機能はもう残っていないので不要です。

〈その2〉葉に茶色のシミが入る

葉に茶色のシミが出たり、全体が茶色っぽくなってパリパリと乾燥したようになったりすることも。これは夏の強い日差しに当たり続けたことで、葉焼けを起こしているサインです。

〈その3〉葉の緑色が薄くなる

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Yurchenko Iryna/shutterstock.com

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葉の緑色が全体的に薄くなり、葉脈だけが濃い緑でクッキリ見える状態になる場合があります。これは高温障害や根詰まりなどが原因として考えられます。

葉の裏側に小さな虫が付いていたら、ハダニが発生しているかもしれません。

〈その4〉葉が縮れている

比較的新しく出てきた葉に起きやすい症状が葉の縮れ。日差しが強いうえに水不足になってしまった場合、葉が茶色っぽく変色して波打つように縮れてしまうことがあります。

〈その5〉葉がなくなってしまう

黒点病やうどんこ病などの病気で葉が落ちてしまうことがあります。ただ、とくに病気が発生していなくても、暑さに体力を奪われた株が体力温存のために古い葉を落とすことも。

葉がまったくなくなってしまった枝も、しっかり生きているので心配いりません。

〈その6〉ツボミが小さい

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Joe-James/shutterstock.com

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四季咲きのバラは夏でも花を咲かせることがありますが、この時期に付くツボミは春や秋に比べるとやや小さめで、いつまで待っても咲かないことも。

暑さでバラが弱っていると、たとえ咲いてもあまり美しい花は期待できないかもしれません。

〈その7〉株がぐらつく

株元を持つとグラグラと動き、全体的にやや元気がないようなときは、高温多湿で根が十分生長できていない可能性があります。

急に枝や葉が枯れだした場合は、地中にネキリムシなどの害虫が発生している可能性も疑いましょう。

夏バテのバラを回復させる〈5つの方法〉

〈その1〉傷んだ葉や茎を切り取る

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Mariia Boiko/shutterstock.com

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黄色や茶色に変色してしまった葉や縮れてしまった葉は、もう元には戻りません。そのまま放置しておくと見た目がよくないため、早めに取り除いてしまいましょう。

〈その2〉しばらく様子を見る

弱ってしまったバラに、水をタップリかけたり肥料を与えたりするのは逆効果。すぐに枯れてしまうことはないので、しばらく様子を見守ってあげましょう。

バラは意外と丈夫な植物なので、慌てず待つことも大切です。

〈その3〉活力剤を利用する

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yanik88/shutterstock.com

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葉の色つやが悪くなったり、根がしっかり張らず元気がなかったりする場合は活力剤を使うのがオススメ。葉がすべて落ちてしまったときも、活力剤を与えることで新芽が活発に出るようになります。

〈その4〉ツボミを摘み取る

夏の間にできた小さなツボミは咲かさず、摘み取っておきましょう。先端をカットして40~50日すると立派な秋バラの開花が期待できます。

〈その5〉害虫を探して駆除する

株を少し持ち上げると抜けそうなほど、株元がグラグラと動くようになったら、夏バテではなく害虫が発生しているのかもしれません。土を少し掘り起こして害虫が潜んでいないか探しましょう。

株元に木くずのようなものが積もっていたら、幹に害虫が入り込んでいる可能性もあります。

暑さに強いバラ〈オススメ品種4選〉

〈その1〉クリスティアーナ

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Olga_Ionina/shutterstock.com

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カップ咲きするベビーピンクの花が愛らしいクリスティアーナ。繰り返し花を咲かせ、耐病性も強いのがうれしいところです。※参考価格:3000~4000円前後(大苗)

〈その2〉ルイーズオディエ

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Airisa/shutterstock.com

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ルイーズオディエはオールドローズのような気品があるバラ。花からはベリー類のような甘い香りが漂います。※参考価格:4000~5000円前後(大苗)

〈その3〉オーブ

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Kanittha Srivajirothai/shutterstock.com

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アプリコット・淡いイエロー・ピンクのグラデーションが美しいオーブ。旺盛に枝を伸ばすのでつるバラとして育てられます。※参考価格:4000~5000円前後(大苗)

〈その4〉グリーンアイス

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SKEEshzumo/shutterstock.com

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グリーンアイスはピンクのツボミが開くと白い花が咲き、やがて緑へと花色が変化。こんもりとした樹形にまとまるミニバラで、鉢植えに向いています。※参考価格:2000~3000円前後(大苗)

夏バテしたバラはお手入れで復活

高温傾向が著しい日本の夏は、これから先もバラにとって過酷な環境になることが予想されます。バラ栽培は病害虫に加えて夏の暑さにも注意が必要に。

夏バテしたバラは適切にお手入れすれば、また涼しくなった秋に元気になります。枯れたわけではないので、慌てずじっくり時間をかけて見守ってあげましょう。