毎年のように記録を更新する暑さが続く日本の夏。

猛暑を乗り越えてホッと一息付く頃、人と同じようにバラにも夏の疲れが出てしまうことがあります。

今回はバラが夏バテしているサインやその対処法を紹介します。耐暑性のあるオススメのバラも見て行きましょう。

要チェック!夏バテしているバラの特徴7つ

〈その1〉葉や枝が黄色っぽくなる

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一部の葉や枝が黄色くなってしまったときは極度の水切れが原因。そのまま放置しておくとそのうち葉は自然に落ちますが、葉や枝としての機能はもう残っていないので不要です。

〈その2〉葉に茶色のシミが入る

葉に茶色のシミが出たり、全体が茶色っぽくなってパリパリと乾燥したようになったりすることも。これは夏の強い日差しに当たり続けたことで、葉焼けを起こしているサインです。

〈その3〉葉の緑色が薄くなる

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葉の緑色が全体的に薄くなり、葉脈だけが濃い緑でクッキリ見える状態になる場合があります。これは高温障害や根詰まりなどが原因として考えられます。

葉の裏側に小さな虫が付いていたら、ハダニが発生しているかもしれません。

〈その4〉葉が縮れている

比較的新しく出てきた葉に起きやすい症状が葉の縮れ。日差しが強いうえに水不足になってしまった場合、葉が茶色っぽく変色して波打つように縮れてしまうことがあります。

〈その5〉葉がなくなってしまう

黒点病やうどんこ病などの病気で葉が落ちてしまうことがあります。ただ、とくに病気が発生していなくても、暑さに体力を奪われた株が体力温存のために古い葉を落とすことも。

葉がまったくなくなってしまった枝も、しっかり生きているので心配いりません。

〈その6〉ツボミが小さい

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四季咲きのバラは夏でも花を咲かせることがありますが、この時期に付くツボミは春や秋に比べるとやや小さめで、いつまで待っても咲かないことも。

暑さでバラが弱っていると、たとえ咲いてもあまり美しい花は期待できないかもしれません。

〈その7〉株がぐらつく

株元を持つとグラグラと動き、全体的にやや元気がないようなときは、高温多湿で根が十分生長できていない可能性があります。

急に枝や葉が枯れだした場合は、地中にネキリムシなどの害虫が発生している可能性も疑いましょう。