過去実績から見る運用利回りの目安

運用実績について、たとえば年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用実績を見ると、2001年度~2023年度第1四半期までの収益率は+3.97%となっています。

GPIFのポートフォリオには、国内株式・国内債券・外国株式・外国債券が25%ずつ組み入れられています。

また、過去実績を基にした各資産のリスクと期待リターンをみると、債券はリスク・リターンともに低く、株式はリスク・リターンともに低くなり、投資対象とする資産によってリスクおよび期待リターンが異なります。

「年利1~2%程度でも良いのでリスクを抑えて運用したい」という方は、債券の組入比率が高い投資信託を選ぶのがよいでしょう。

「リスクをとって年利5~6%前後を狙いたい」という方は、一般的にリスクが高いとされる外国株式を中心に組み入れた投資信託を選ぶのも一つでしょう。