現行のNISA制度が拡充・恒久化され、2024年から「新NISA」が開始される予定です。

老後への不安などから、新NISAを利用した積立投資を検討している方もいるのではないでしょうか。

新NISAの「つみたて投資枠」では、年間120万円分の非課税投資枠を利用することができます。

投資対象商品は「金融庁の要件を満たす投資信託」に限られており、2023年9月28日時点では253本が届出済です。

本記事では、新NISAで40~65歳までの25年間、毎月5万円ずつ積み立てたケースを想定し、年利1~6%でシミュレーションを行います。老後までに準備できる金額の目安として、本記事のシミュレーションを参考にしてはいかがでしょうか。

【年利別】新NISAでの積立投資をシミュレーション

新NISAで40~65歳までの25年間、毎月5万円ずつ積み立てるケースをシミュレーションしました。

上記の【図表】をみると、25年間の運用結果は年利1%で1703万円、年利6%で3465万円と、年利によって運用結果が大きく異なることがわかります。

また、年利3%の場合、45歳で323万円、50歳で698万円、55歳で1134万円、60歳で1641万円、65歳で2230万円となっています。

運用結果は積み立てる商品や相場状況などによって異なり、リスクもあるため、実際には運用してみないとわかりません。