「マンションの方が売れるから得」は勘違い

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そもそも「マンションの方が売れやすい」というのは勘違いです。

物件の立地や売却価格、市場の影響によっては長期間売れないリスクもあります。

なぜなら、マンションを購入検討しているオーナーは「利便性」や「耐震性」という要望を持っていることが多く、そのニーズに応えられるマンションから売れていくからです。

しかし、この傾向はマンションだけでなく、一戸建てにも当てはまります。

つまり、早期売却できるマンションは様々な好条件をクリアしている必要があるといえ、駅から遠く築年数の古いマンションを買った場合には、売れ残ってしまうリスクも抱えることになるといえるため注意が必要です。

生活スタイルに合うほうを選ぼう(まとめ)

マンションと一戸建ての選択をする場合には、生活スタイルに合っている方を選ぶことが重要です。

たとえば、駅やスーパーが近く、管理工数が少ない生活を重視するのであれば、マンションがおすすめです。

一方、プライバシー空間を確保しやすく、ガーデニングやペットとのんびり暮らしたい人であれば、一戸建てを検討すべきといえます。

このように、家を購入した後の生活をイメージし検討することが、失敗しない不動産購入のコツです。

参考資料

岩井 佑樹