【住宅ローン】固定期間選択型金利のメリットとデメリット
固定期間選択型金利は、選択した期間のみ金利が固定される金利タイプのこと。
3年・5年・10年などから選べます。
固定期間終了後は再度固定期間を選択するか、再選択しない場合は変動金利になります。
ここからは、固定期間選択型金利のメリットとデメリットについて解説していきます。
固定期間選択型金利のメリット1:一定期間返済額が変わらない
固定期間中は、返済額が変動することなく一定となる点がメリットです。
一時期の返済額を安定させたい場合におすすめです。
固定期間選択型は、全期間固定金利よりも金利が低いため、金利を低くしたいが、変動金利は不安という人に向いています。
固定期間選択型金利のメリット2:金利が下がれば返済額も下がる
固定期間終了後に適用金利が下がっていれば、再選択する際にそのときの適用金利となります。
金利が下がっているときには恩恵を受けられます。
固定期間選択型金利のデメリット1:金利が上がる可能性がある
固定期間終了後、変動金利を選択すれば、金利変動のリスクがついてきます。
また、固定期間を再選択する場合でも、金利が上がっていれば返済額は増えてしまいます。
固定期間中は優遇金利が適用され、終了後には適用されないケースもあるので注意しましょう。
固定期間選択型金利のデメリット2:5年ルール・125%ルールの適用なし
固定期間終了後に変動金利を選んだ場合は、5年ルールや125%ルールが適用されない場合がほとんどです。
金融機関にあらかじめ確認しておきましょう。
金利が見直されることで返済額が増加する可能性があることを覚えておく必要があります。
参考資料
まとめ
- 変動金利と固定金利どっちがいいかは、人によって異なる
- 変動金利のメリットは「金利が低い」「金利が下がれば返済額も下がる」デメリットは「金利が上がる可能性がある」「返済計画が立てにくい」
- 固定金利のメリットは「金利が上がらない」「返済計画が立てやすい」デメリットは「金利が高い」「市場の金利が下がっても返済計画が変わらない」
MeChoice編集部