【住宅ローン】固定金利のメリットとデメリット
固定金利は、返済期間中金利が変わらず一定の金利タイプです。
「全期間固定金利」とも呼ばれ、フラット35が代表的なものとして挙げられます。
ここからは、固定金利のメリットとデメリットを解説していきます。
固定金利のメリット1:金利が上がらない
固定金利のメリットは、金利が上がらないことです。
金利上昇のリスクがないので、市場金利に左右されません。
金利が低い時に固定金利を組んでいれば、返済の負担を減らせます。
固定金利のメリット2:返済計画が立てやすい
金利が固定であるため、返済計画が立てやすい点が固定金利のメリット。
変動金利の場合、金利予測が難しく将来の返済額の見通しが立てづらいです。
一方固定金利の場合、毎月の返済額が明確でずっと変わらないため、ライフプランを立てやすくなります。
固定金利のデメリット1:金利が高い
固定金利のデメリットは金利が高いこと。
固定金利、固定期間選択型、変動金利の順で金利が高いです。
なかでも全期間固定金利は最も金利が高い傾向にあります。
固定金利のデメリット2:市場の金利が下がっても恩恵を受けられない
変動金利を選んだ場合、金利が下がれば、返済額が大きく下がる可能性があります。しかし、固定金利では一度融資を受けた後に市場金利が下がっても返済額は変わりません。
ただし、金融機関によっては、条件を満たすことで金利が下げられる場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。