過去に公開された記事をプレイバック!夏休みにもう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2022年8月11日) |
夏休みの宿題の中でも、特別な存在なのが読書感想文と自由研究ではないでしょうか。
読書感想文は子どもが本を読み、主人公や物語から感じた気持ちを書き綴っていくという「決まった形」があります。
一方、自由研究は理科系や社会系、工作系など多岐に渡るため、どれにしようかと悩んでいるうちに2学期が刻々と近づきます。
夏休みも前半が終わりましたが、これからお盆休みもあり夏休みを満喫する時期に突入します。しかし、静かに2学期スタートのカウントダウンが迫ってきます。
今回は、親も悩む自由研究を、夏休み明けにキッチリ提出できるコツを紹介していきます。
1. 「夏休みの自由研究」成功するかどうかは段取りが握る
夏休みの定番の宿題でもある「自由研究」は、戦後の短い期間、教科として授業で小学4年生から6年生の授業に組み込まれていた時期もありました。
科目としての自由研究は姿を消しましたが、子ども自らがテーマを決めて実験や調べ物を通じて分析する学びの姿勢は、現在の教育で重要視されているアクティブラーニングの原形といえます。
幅広い世代に馴染みがある自由研究ですが、「自由」という名前がついている通り何を取り上げても良いという特徴があります。幅広いがゆえに「何をしたらいいのか分からない」という悩みにも繋がっています。
いざ夏休みが始まってからずっとテーマを考えてしまうと、時間が過ぎて行くだけです。そのため、自由研究を始める際は必ず、飽きずに取り組めるテーマを決めることが大切です。
そして、夏休み期間中のスケジュールを考慮して「出来そうな研究」に絞るようにしてください。無理に大型の研究を考えて調べ物をすると、夏休み明けまでに間に合わないといったことも起きます。必ず自由研究に着手する前に下準備を進めていきましょう。