60歳代の就業率は何パーセント?

貯蓄が少なく年金もあまりもらえない世帯は、定年後も働くことで生活費を賄うことも考えられます。では、今の60歳代はどれくらいの人が働いているのでしょうか。

総務省統計局の調査によると、60歳代の就業率は以下のとおりです。

●60歳代の就業率

  • 60~64歳:71.5%
  • 65~69歳:50.3%

60~64歳の71.5%が働いています。

また、65~69歳においても50.3%の人が働いていて就業率は高いです。

60歳や65歳で働くのを辞めるのが一般的と思っている人もいるかもしれませんが、実際には半数以上の60歳代が仕事を続けています。

定年前から老後の生活を考えよう

老後の生活水準や暮らし方は、人によって大きく異なります。

貯蓄額も違えば、年金受給額もさまざまです。そのため、まずは自分が今の生活を続けたらどのような老後生活を送ることになるのかシミュレーションすることが重要です。

シミュレーションした結果、自分が望んだ老後生活を送れないのであれば改善が必要でしょう。

将来の年金額は「ねんきんネット」を使えば簡単にシミュレーションできるので、利用してみてください。

参考資料

苛原 寛