イタリアではバカンスも終盤、楽しい思い出を語りあうイタリア人の姿をよく目にするようになります。バカンスシーズンは無縁だった渋滞も始まり、子どもたちも9月から始まる新学期に向けて宿題の追い込みです。
過ごしやすくなる季節にむけて、イタリア旅行を計画している方もいるのではないでしょうか。
旅行のお土産といえば雑貨ですが、イタリアでは日本人がイメージする「雑貨屋さん」が多くありません。今回はイタリアでお土産の雑貨を買いたい時はどのように見つければ良いのかをご紹介します。
【イタリアのお土産】本屋さんにGo!イタリアンカラーの雑貨の数々
日本人がイメージする「雑貨屋さん」がイタリアにはあまり多くありません。百円均一のお店もなく、私たちが見慣れているかわいくてポップな文具も、なかなかお目にかかれないのです。
イタリアンデザインを感じさせてくれるノートやペンがほしい場合は、大型書店が狙い目です。町の小さな本屋さんでも、アーティスティックな手帳やノートくらいならば見つけられるかもしれません。
手帳で有名なイタリアのブランドには、ピカソやゴッホが愛した「モレスキン(Moleskine)」、13世紀から紙を製造している「ファブリアーノ(Fabriano)」があります。
また、イタリアらしい色の雑貨をそろえている「カンポ・マルツィオ(Campo Marzio)」もおすすめ。
書店には別のメリットもあります。イタリア語が読めなくても、本の装丁はおしゃれなものばかり。書店で気に入った本の表紙を見つけたら、インテリアのひとつとして購入するのも楽しいことでしょう。
【イタリアのお土産】ミュージアムショップでオリジナル文具を買う
イタリアは、町を歩いていれば美術館に遭遇する国です。アートに興味がなければ足を向けることがない美術館、じつは付属するショップに素敵な雑貨が揃っています。
ミュージアムのオリジナル雑貨は特にねらい目。日本では入手不可能なものが大半です。ショッピングバッグや、筆記用具、しおり、オブジェなど、美術館ならではの洗練されたグッズが目白押し。
会期限定の美術展がある場合は、期間限定のアイテムを買うことができます。好きなアーティストの作品がグッズになっていれば、一生に一度の出会いになることでしょう。
鑑賞には入館料が必要ですが、ショップを見るだけならば入館料が発生しない美術館も。ミュージーアムショップの多くは、アート関連の本も取り扱っています。こちらも表紙買いしてみてはいかがでしょうか。