牛丼チェーン店・松屋では、2023年8月15日(火)より新メニュー「ガパオライス」を販売しています。

ガパオライスはタイの「パッガパオガイ(鶏肉のホーリーバジル炒め)」を日本風にアレンジした料理のこと。具材はひき肉にパプリカなどを甘辛く炒めています。今回はそのガパオライスを松屋風にアレンジした1品です。

過去にもペルーの「ロモサルタード」、ジョージア国の「シュクメルリ鍋」など世界料理をアレンジしてきた松屋。普段では食べられない味を気軽に食べられるということで販売されるたびに話題となっていました。

しかも今回のガパオライスは松屋で大人気の限定商品「ごろごろチキン」を合わせたメニューも用意されています。筆者を含めて同商品は根強いファンが多いです。ごろごろチキンとガパオライスのコラボというのが気になり、松屋に足を運びました。

【松屋】ガパオライスと相性抜群のトッピング

出所:筆者撮影

牛めし・カレー・定食メニューを3本柱としている全国チェーン店の松屋。最近では松屋の第2ブランドでとんかつを販売する「松のや」と併設される店舗が増えています。

ガパオライス関連商品は以下の通りです。

  • ガパオライス 590円
  • ガパオハンバーグライス 890円
  • ガパオチキンライス 890円

(すべて税込み価格)

持ち帰りもできますが、その際に味噌汁は別途料金がかかります。

松屋の定番メニューであるハンバーグをトッピングした「ガパオハンバーグライス」も同時に発売。ガパオライスと相性が良く、目玉焼きがついているのでロコモコ風にしていただけるようです。

ごろごろチキンが数量限定のため、「ガパオチキンライス」の売れ行きが若干良いとのこと。周囲では松のや併設店にも関わらず、ガパオライスを注文される方が多いです。

【松屋】スパイシーで旨味あふれるガパオライス

出所:筆者撮影

注文して5分ほどでガパオチキンライスが完成。カレーライスに近いビジュアルですが、具材が多く、目玉焼きも乗ってボリューム感があります。商品を受け取るやいなや香辛料のようなスパイスの効いた香り。これには食欲がそそられますね。

出所:筆者撮影

ソースは野菜や肉の旨味が凝縮された味わい。加えてスパイスによる辛さが引き立ちます。これは、辛いのが苦手な方は注意した方がいいかもしれません。たくさん入った粗目の鶏挽き肉が大粒で食べ応えがしっかりあります。

出所:筆者撮影

他に具材はズッキーニ・赤と黄2種のパプリカ。どれもしっかり煮込まれており、野菜本来の甘味が際立ちます。目玉焼きをスプーンで割ると半熟でトロっと黄身があふれ、スパイシーなソースの辛さが少し和らぎますね。

肉に野菜と旨味がぎっしり。濃い味付けのドロッとしたソースにご飯を次々と口にかき込んでいきました。