クレジットカードは数多く種類があるので、どのカードがいいのか、現状で本当にお得なのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
高い還元率を維持でき、コストもかからず、使い勝手のよさを考えると、クレジットカードの最強の2枚は楽天カードとJCBカードWかもしれません。
今回は、クレジットカードの最強の2枚は楽天カードとJCBカードWである理由について、2枚のカードを組み合わせた場合の利点も合わせて解説していきます。
すでにどちらかのカードを持っている方はもちろん、これから入会を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
- クレジットカードの最強の2枚は「楽天カード」と「JCBカードW」である理由
- 「楽天カード」と「JCBカードW」の特徴
- 「楽天カード」と「JCBカードW」を組み合わせた場合の利点
クレジットカードの最強の2枚は「楽天カード」と「JCBカードW」か
クレジットカードの最強の2枚は楽天カードとJCBカードWではないでしょうか。
まずは、2枚のカードの基本情報をみていきましょう。
カード名 | JCB カード W | 楽天カード |
年会費 | 無料 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
|
ポイント |
OkiDokiポイント 1000円ごとに2ポイント JCBプレモカードにチャージした場合:1.0%〜5.5% |
楽天ポイント
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家族カード | ◯ | ◯ |
ETCカード | ◯ | ◯※年会費550円(税込)、条件の達成で無料 |
電子マネー | なし | 楽天Edy |
スマホ決済 |
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付帯保険 |
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海外旅行:最大2000万円 |
楽天カードが最強の1枚である理由
楽天カードの発行枚数は、2023年3月末時点で2863万枚。
日本の人口の約6人に1人が持っている計算になる、普及度抜群のクレジットカードです。
さらに、公益財団法人 日本生産性本部が公開した「2022年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果」によると、楽天カードの顧客満足度は14年連続で1位。
発行枚数の多さだけではなく、ユーザーの満足度も高いクレジットカードなのです。
楽天カードの基本の還元率は1.0%で、年会費無料のクレジットカードのなかでは高い部類と言えるでしょう。
さらに楽天市場では3.0%の還元率。楽天市場の利用頻度が高い人にはお得クレジットカードです。
楽天カードには楽天ポイントカードの機能が搭載されており、街ナカの提携店でポイントを貯められるのも嬉しいポイント。
電子マネー楽天Edyも使えることから、楽天Edyのユーザーにも使い勝手がいいカードとなっています。
JCBカードWが最強の1枚である理由
楽天カードに続いて、最強の2枚のうちの1枚である候補が「JCBカードW」です。
JCBカードは、先述の「2022年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果」で楽天カードに次いで顧客満足度2位にランクインしています。
そして各種JCBカードのなかでも、ポイントの獲得に特化しているのが「JCBカードW」。
通常のJCBカードと比較すると、2倍(1000円につき2ポイント)OkiDokiポイントが貯まります。
OkiDokiポイントの交換先は他社ポイントなどバラエティ豊か。その中でもおすすめなのが「JCBプレモカード」へのチャージです。
プリペイド式電子マネー「JCBプレモカード」へのチャージ時の交換レート1ポイント=5円相当、つまり還元率1.0%となります。
さらに、ポイントアップ店では2倍以上のポイントを獲得することが可能です。
例えば、スターバックスのオンライン入金やオートチャージにJCBカードWを利用した場合、通常のポイント1ポイントに加え、10倍のポイントが貯まります。
このポイントをJCBプレモカードにチャージした場合は5.5%の還元率に。
他にもポイントアップ店は多数あり(Amazon・セブン-イレブンなど)、1.0%〜5.5%の還元率となります。
ここが最強!「楽天カード」と「JCBカードW」を組み合わせた場合の利点
ここまで「楽天カード」と「JCBカードW」それぞれの「最強たる理由」を解説してきました。
ここからは2枚を組み合わせた場合の利点を整理していきましょう。
- 異なる国際ブランドを組み合わせて持てば、利用シーンが広がる
- 2枚の使い分けで基本のポイント還元率1.0%を実現
- 2枚の使い分けで「Amazon・楽天市場」2大ECサイトでお得に買い物可能
- 「楽天市場+JCBオリジナルパートナー加盟店」お得に買い物できるお店やサービスが増える
- JCBカードはETCカードの年会費が無条件で無料
順番に解説していきます。
異なる国際ブランドを組み合わせて持てば、利用シーンが広がる
JCBカードWの国際ブランドはもちろんJCBです。
JCBカードWとの2枚持ちを考えたとき、楽天カードでJCB以外の国際ブランドを持つのがおすすめです。
異なる国際ブランドでクレジットカードを持つメリットは、利用できる店舗やサービスが広がり、利用できる国や地域が増える、各ブランドの特典や優待を活用できる、などの点が挙げられます。
複数の国際ブランドでカードを持っておけば、カードが利用できずに困ることは少なくなるでしょう。
2枚の使い分けで基本のポイント還元率1.0%を実現
楽天カードの基本の還元率は基本1.0%とお伝えしました。
ただし、公共料金などの還元率は0.2%と低めに設定されています。
また、楽天カードのMasterCardブランドの場合も、Amazonでの利用は0.2%に。
こういったイレギュラーな還元率となる決済分はJCBカードWを使うことで、1.0%以上をキープすることが可能になります。
2枚の使い分けで「Amazon・楽天市場」2大ECサイトでお得に買い物可能
AmazonはJCBカードWを、楽天市場では楽天カードを使い分けて決済することで、効率よくポイント還元率を高めていくことができます。
アイテムによって楽天市場とAmazonで購入先を分けている方も多いのではないでしょうか。
2枚のクレジットカードを組み合わせ、上手に使い分けていくことができれば「ポイ活」へのモチベーションも上がりそうですね。
「楽天市場以外+JCBオリジナルパートナー加盟店」お得に買い物できるお店やサービスが増える
楽天カードのメリットは、楽天市場を始めとした楽天系列のサービスでのポイント還元率が高い点、そして街ナカの提携店でも楽天ポイントを貯めたり使ったりできる点ですね。
一方、JCBカードWは「JCBオリジナルパートナー加盟店」での決済でお得感を味わえます。
前述したAmazonやスターバックス(オンライン入金やオートチャージ)など、日頃利用頻度が高いサービスを事前にポイントアップ登録しておくことで還元率がアップ!
楽天カードとJCBカードWを組み合わせて使えば、「お得なシーン」がより一層増えていきそうですね。
JCBカードはETCカードの年会費が無条件で無料
楽天カードのETCカードは通常、年会費が550円(税込)かかります。
ただし、条件の達成(楽天PointClubの会員ランクが、プラチナランクまたはダイヤモンドランク)によって無料にすることができます。
- プラチナランク:過去6ヶ月で2000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
- ダイヤモンドランク:過去6ヶ月で4000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
これらの条件の達成が難しそうな場合は、JCBカードWでETCカードを申し込むと良いでしょう。
JCBカードWのETCカードは無条件で年会費無料。コストが気になる方にはおすすめです。
クレジットカードは個人のライフスタイルに合わせて選ぼう
この記事では、クレジットカードの最強の2枚「楽天カード」と「JCBカードW」について解説しました。
最適なクレジットカードはライフスタイルにより人それぞれ。
行きつけのお店やよく使うECサイトなどでの還元率、付帯サービスや優待などをリサーチして選んでみましょう。
自分にとっての「最強の2枚」を吟味して、上手に組み合わせながらお得感をアップしていけたら嬉しいですね!
参考資料
- 楽天カード株式会社「楽天カード」
- 楽天カード株式会社「楽天カード(Mastercard)ご利用時の一部ポイント進呈条件の変更について」
- 楽天カード株式会社「数字で見る楽天カード」
- 公益財団法人 日本生産性本部「2022年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果」
- 株式会社ジェーシービー「JCB カード W」
まとめ
- クレジットカードの最強の2枚は「楽天カード」と「JCBカードW」である理由は顧客満足度やポイント還元率など
- 「楽天カード」と「JCBカードW」は年会費無料なので、2枚持っていてもコストはかからない
- 「楽天カード」と「JCBカードW」を組み合わせた場合の利点は、使い分けでお得に買い物できるお店やサービスが増え、それぞれ物足りない点をカバーできるところにある
MeChoice編集部