【小田急江ノ島線の最新データを分析】もっとも混雑する区間は「南林間→中央林間」
続いて、小田急江ノ島線に絞った最混雑区間&混雑率のデータをみていきましょう。同調査によると、小田急江ノ島線のもっとも混雑する区間は「南林間→中央林間」。時間帯は「7:15~8:15」。輸送力が1万2212人に対して、1万5121人が乗車しており、混雑率は124%でした。これは東京圏の平均混雑率をやや上回っています。
【小田急江ノ島線の最新データを分析】1日の駅別乗降客数はいずれも前年を上回る
小田急電鉄株式会社のホームページに掲載されている情報をもとに駅別乗降客数の変化をみると、2022年度の駅別乗降客数は全駅で2021年度を上回りました。もっとも乗降客数が多い藤沢駅では15万74人で前年比111.4%となっています。なおもっとも増加率が高かったのは片瀬江ノ島駅で前年比112.6%でした。(全駅の乗降人数は【表2】を参照)。
2023年度のデータはまだ発表されていませんが、コロナを取り巻く状況の変化や旅行者の増加を考えると、乗降客数はさらに増えていることが予想されます。今後、コロナ前の水準に戻っていくのか、そこまでは戻らないのか、今後の動向に注目したいところです。
参考資料
大蔵 大輔