【婚活】「年収」は一時的な結果。重要なのは過程と今後のキャリアプラン
いまの年収はその人がそれまで培ってきたものの、現段階での結果といえます。
その年収になるまでにどのような経験や努力を重ね、どう考えて行動してきたかという一つの結果なので大切ではあるでしょう。
一方で、現在の年収がそのまま続くわけではありません。
一般的に年齢とともに年収は上がる傾向にあるものの、年齢を重ねても年収が上がらない、もしくは下がってしまう場合もあり、現在の年収だけで判断してしまうのは早計といえるかもしれません。
コロナ禍を経て実感した方もいると思いますが、年収は社会情勢など、また本人の仕事への姿勢や適性、キャリアプラン等によって常に変化するものです。
年収といった数字だけでなく、「仕事に対しての考え方や姿勢」「自己管理能力」「キャリアプラン」などといったほうが、長い目で見ればより重要と言えるかもしれません。
【婚活】資産は貯蓄で決まる
お金は「いくら稼ぐか」を重視する方が多いですが、「どう使うか・貯めるか」が重要です。
野村総合研究所「日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆と推計」では、富裕層の世帯数や資産額を公表していますが、その定義は世帯が保有する金融資産(預貯金・株式・債券・投資信託・保険など)の合計額からローンなどの負債を差し引いた「純金融資産保有額」です。
ちなみに【図表2】をみてわかる通り、資産1億円以上の富裕層は全体の約2%と少なくなっています。
女性が年収を気にする背景には、育児などで自身が働き方をセーブすることの不安などがあると思いますが、お金はどのように使うか、貯蓄習慣はついているか、資産形成に対する考え方はどうか…などで大きく変わります。
また、金銭感覚の違いは喧嘩の原因になるとも言われています。
長い目で見れば、年収だけでなくお金の使い方や貯蓄習慣も重視すべきでしょう。