【婚活】リストラ、病気、離婚…いつ何があるかわからない
誰にも言えることですが、リストラや病気、離婚といった万が一のことが起こる可能性はあります。
夫婦どちらかに万が一のことがあった場合、また離別・死別となった場合には、自分ひとりの力で生活していかなければなりません。
人生100年時代の現代のおいて、特に男性よりも平均寿命が約6年長い女性は、結婚してもいつか1人になったり、ひとりの老後が長くなる可能性もあります。
結婚相手の収入に頼るだけでなく、自身の収入やキャリアを築くこと、また老後は自分の年金や貯蓄で生活できるかを真剣に考えることがより大切になるでしょう。
【婚活】長く働く時代になる
いまは60歳代で働くかたも多く、少子高齢化の日本においては、将来年金の受給開始年齢が伸びる、年金受給額が下がるなどが考えられます。
一方で平均年収はなかなか上がらず、社会保険料の負担は増える中で、まとまった貯蓄を用意するのも簡単ではありません。
共働き世帯数は増えていますが、女性が育児中も働くだけでなく、老後も長く働き続ける時代になると考えられるでしょう。男性の収入に頼るだけでなく、「自分は長く続けられる仕事」を見つけることが大切になります。
自分が長く働き続けられる仕事を見つけ、キャリアを築いていくには、パートナーの協力も必要でしょう。協力し合えるパートナーであることは、年収以上に大切と言えそうです。
また、老後に受け取る公的年金ですが、会社員や公務員などが受給する厚生年金の平均月額はご存知でしょうか。
男性の平均額は月約16万円台ですが、女性は月約10万円台です。
女性の方が約6万円低いのは女性の方が賃金が低い、育児などで働き方をセーブしているなどの理由が考えられますが、女性は老後の年金額も少ない傾向にはあります。
遺族年金がもらえる場合もありますが、自分ひとりの年金だけでは老後の生活費が厳しかったり、年金が少ないから長く働き続ける必要が出てくる場合もあります。
いまだけでなく、長い目で見ても仕事については考えたいところです。
数字だけでは見えない部分の見える化を
年収はわかりやすい分、重視してしまうかもしれませんが、数字でははかれない部分が結婚生活を維持する上では重要です。
価値観やお金への考え方、協力し合えるか、話し合いができるかなど、数字以外の大切な部分もご自身で書き出して検討されてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子