夏の休暇に友人や家族に会い、ご自身のキャリアについて考えられたかたもいるでしょう。

日本を代表する3大自動車メーカーである「トヨタ」「ホンダ」「日産」。

各社は誰もが知る大企業で、憧れを持っている人も多いかもしれません。

では、3大自動車メーカーの社長の報酬はどれくらいなのでしょうか。また、社員はいくらの給与をもらっているのでしょうか。

本記事では、2022年度の有価証券報告書を基に各社の社長の報酬と社員の平均年収を比較していきます。日本の平均年収も紹介するので、参考にしてみてください。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

【トヨタ・ホンダ・日産】社長の報酬はいくらか

さっそく、各社の社長がもらう報酬を確認しましょう。

なお、トヨタは2023年4月から佐藤恒治氏が社長に就任していますが、本記事では2022年度の有価証券で確認できる豊田章男氏の報酬で比較します。

2022年度に各社の社長が受け取った役員報酬は以下のとおりです。

トヨタ・ホンダ・日産の社長の報酬

  • トヨタ(豊田章男氏) :9億9000万円
  • ホンダ(三部敏宏氏) :3億4800万円
  • 日産(内田誠氏) :6億7300万円

トヨタの社長である豊田章男氏の役員報酬が9億9000万円ともっとも高いです。ホンダの社長である三部敏宏氏がもらう役員報酬との差は、約2.8倍となっています。

やはり時価総額が日本でも高い企業であるトヨタの社長の役員報酬は、群を抜いているといえるでしょう。