毎月3万円を20年間、年利3%で運用できた場合をシミュレーション
運用年数 資産評価額(運用利益)
- 2年目 74万1000円(2万1000円)
- 6年目 236万3000円(20万3000円)
- 10年目 419万2000円(59万2000円)
- 14年目 625万4000円(121万4000円)
- 18年目 857万8000円(209万8000円)
- 20年目 984万9000円(264万9000円)
運用から20年後には、利益により264万9000円もお金が増えています。もちろん、投資はリスクがありますが、積立投資を長期的に続けることで利益が出る場合もあります。
また、NISA制度を使って投資をすれば、通常は投資の利益に対して発生する税金がかかりません。
特に2024年から始まる新NISAは年間で最大360万円まで投資できたり、非課税期間が無期限になったりと、かなりお得な制度です。
このような情報を知っているのと知らないのでは貯蓄計画に影響も出るでしょう。まずは知ることが大切といえます。
貯蓄は早くから始めよう
一般的に貯蓄は早くから始めるほど効果があります。
少額でも構わないので、まずは貯蓄をする習慣を身に着けることが重要です。
本記事で紹介したNG行動4選をしないように注意しながら、ご家庭に合った貯蓄を検討してみてみてください。
参考資料
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。