注文住宅の後悔ポイント2:冷蔵庫の位置をキッチンの奥にした

「冷蔵庫の位置をキッチンの奥にしたため、子供が冷蔵庫に物を取りに行く際に料理をしている人の後ろを通るので危険です」

調理中には刃物や熱いものを扱うので、安易に子供が近づくと危険です。

またキッチンの奥に冷蔵庫があると、買ってきた食材を冷蔵庫まで運ぶのにも手間がかかってしまいます。

したがって冷蔵庫をキッチンのどこに配置するのかは、非常に重要な問題といえます。

特に小さな子供がいる場合には、冷蔵庫にくる子供と動線が重ならないようにすることが大切です。

注文住宅の後悔ポイント3:リビング階段

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「リビングの中に階段を設置したらエアコンが効かなかったので、階段部分にカーテンをつけて不格好になってしまいました」

リビング階段の場合には、冷暖房の効率が下がってしまうことは避けられません。

樹脂サッシ、高断熱窓の採用や天井にシーリングファンを設置して空気を循環させるなどの対策が必要になります。

注文住宅の後悔ポイント4:洗面所と脱衣所が同じ

「洗面所と脱衣所が同じなので、来客があった時に使いにくさを感じます」

脱衣所は洗濯物や脱いだ衣類などが置いてある場所なので、できれば家族以外の人に見られたくありません。

そのため来客が多い家であれば、洗面所と脱衣所を分けておくと急な来客があっても安心です。

注文住宅の後悔ポイント5:駐車場を2台の縦置きとした

「家のスペースを広くとるために駐車場を2台の縦置きとしたため、非常に使いにくくなってしまいました」

土地の形状からどうしてもやむを得ない場合もありますが、たとえ横並びではなくてもL字駐車など、できる限り縦置き駐車を避けるように計画することが大切です。

注文住宅を建てた「兵庫県の40歳代夫婦」が満足したポイント5つ

一方で、注文住宅を建てた結果「満足しているポイント」ももちろんあります。いくつかお話をうかがいました。

注文住宅の満足ポイント1:広いウッドデッキ

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「ウッドデッキのスペースを広くとったことで有効活用されています」

はじめは使うかどうか不安だったそうですが、コロナ禍ということもあって家で過ごす時間が多くなったというご夫婦。

お子さんのプール遊び等で、ウッドデッキが大活躍する機会が増えたそうです。