地中海式食事の真骨頂!雑穀を食べる

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ユネスコの無形文化財になった地中海式食餌法。その大事な要素に、雑穀の摂取があります。雑穀は貧しかった時代の名残として人気は低迷していました。

しかし近年の健康ブームに乗って、雑穀や豆類が脚光を浴びるようになりました。イタリアでも、雑穀はごく普通の食材としてスーパーや市場で購入できます。

スープにすると冬仕様のイメージが強い雑穀ですが、ライスやパスタと同様に、サラダにして食べると夏のメニューになります。イタリアでは自宅で作るだけではなく、レストランの夏限定メニューとして食べる機会も増えます。

ライスやパスタには生野菜や酢漬けを加えますが、麦などの雑穀のサラダには、赤ピーマンやズッキーネのグリルを刻んで加えることも。雑穀ならではの滋味をかみしめつつ、地中海式食餌法のメリットを取り入れることができます。

日本でも楽しめるイタリア料理の夏バージョン

日本にそうめんや冷やし中華があるように、イタリアにも夏に愛されるメニューがあります。夏野菜や酸味のきいた食材を使って作る夏の料理、決してハードルは高くありません。

日本でも気軽に作れそうなシンプルなレシピが多く、彩りもよいのが嬉しいところ。猛暑を乗り切る料理として、ぜひこの夏にトライしてみてください。

参考資料