40~50歳代から積立投資を始めるのは遅い?
長期間投資できる20~30歳代で始める方に比べれば、40~50歳代では遅いと感じてしまうかたもいるかもしれません。
しかし、40~50歳代から始めても決して遅くはありません。たとえば、投資目的が「老後資金を準備したい」なら、10~20年程度の投資期間を確保できるので、複利効果を得ることもできるでしょう。
元本保証の預貯金ではだめ?
元本保証の預貯金で確実に積み立てるのも悪くはないのですが、わずかな利息ではインフレに対応できない可能性が高いでしょう。
たとえば、メガバンクの普通預金金利は0.001%(年率)※であるのに対し、消費者物価指数は1年間で3.3%上昇しています。インフレによってお金の価値が低下しており、考え方によって損をしていることになります。
多少のリスクを取ってでも積立投資で運用益を狙ったほうが、将来にゆとりを生む可能性があります。
※出所:三井住友銀行「円預金金利」、三菱UFJ銀行「円預金金利」、みずほ銀行「円預金金利」