小中学生・秋の英検【準2級】合格作戦
小学生や中学生が取ると「すごいね!」と言われることも多いのが準2級。高校中級レベルという位置づけのため、試験内容も難化します。
試験時間も、ライティングを含む筆記試験75分、リスニング約25分と長くなります。よって、集中力が途切れないことも合否を分ける大切なポイントになります。
3級同様に一次試験突破を最優先にして対策を練っていくことが必要です。中学で学んだ英文法は完璧であり、高校で学ぶイディオムも覚えなければいけません。
準2級の合格を手繰り寄せるには、英単語力やイディオム、長文読解力やライティング力と総合的な英語力がより一層必要になります。
級が上がっていくと無料アプリが減っていきますが、準2級向けの無料アプリもあるので口コミなどを吟味してからインストールしましょう。
出題される問題の文も長くなるので、速読に力を入れてください。英文をスピーディーに読めるようになるには訓練が必要です。
図書館に置いてある絵本や児童書の洋書を借りてきて読むのを日課にしたりすると、お金をかけずに速読力を向上することができます。
ライティングは3級よりさらに質問の内容が難化しています。自分の考えを表現する英作文を書けるように特訓してください。
準2級合格に向けた家庭でできる節約の英語力向上対策は以下の通りです。
- アプリを活用して英単語やイディオム、リスニング力を高めていく
- 英文を読むスピードを鍛えるため図書館の洋書を活用する
- ライティング対策としてニュースから感じたことを英語で書き留める習慣をつくる
晴れて一次試験を突破したら、次に待ち受ける二次試験の面接が待ち受けています。問題カードにはイラストが2つ描かれているため、どういう状況かを理解しつつ黙読することが肝要です。
英語を瞬時に口にできる瞬発力が必要です。YouTubeでアップされている模擬試験や対策を視聴して、場合によっては市販の予想問題を購入して対策を重ねていきましょう。
お金をかけずに「秋の英検、一発合格」を目指そう!
英検合格を目指す場合、子どもであれば公文式や英会話教室が鉄板ですが、今の時代はアプリやインターネット上にある無料教材を使用して合格することも可能です。
ただ、教室などに通わないので親の管理が不可欠です。子どもが目指す級に合格するために何が必要なのかを考え、英語力を鍛えていくよう道筋を立てて考えていきましょう。
「これをやったから大丈夫」と軽く見るのは禁物です。受験にも言えることですが、目標達成のために計画を立てて対策をし、実行するようにしていきましょう。
参考資料
- 公益財団法人日本英語検定協会 英検公式ホームページ「英検について」
- 公益財団法人日本英語検定協会 英検公式ホームページ「各級の目安」
- 公益財団法人日本英語検定協会 英検公式ホームページ「過去問・試験内容」
中山 まち子