1世帯あたり5万円が給付される「子育て世帯生活支援特別給付金」は6月~7月にかけて続々と支給が開始されています。
こちらの給付金は、児童扶養手当を受給している世帯も対象となります。
では、児童扶養手当が対象となる条件とはどのようなものがあるのでしょうか。また、仮に手当の対象者として認定された場合、受給額はいくらになるのでしょうか。
児童扶養手当の条件と、受給額について解説します。
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児童扶養手当とは
児童扶養手当は、18歳以下の子どもを持つひとり親に対して給付される制度です。
以下のケースに当てはまる児童に対して支払われます。
- 父母が婚姻を解消した場合
- 父母のどちらかが死亡した場合
- 父母のどちらかが障害の状態にある場合
- 父母の生死が明らかでない場合
2021年3月末の受給者数は、87万7702人でした。
児童扶養手当は「全額支給」と「一部支給」に分かれます。
- 全額支給:手当額を全額支給
- 一部支給:所得に応じて支給
一部支給は10円単位で支給額が変動し、全額支給と一部支給のどちらに該当するかは、世帯の所得によって異なります。
児童扶養手当がいくらになるのか確認してみましょう。
児童扶養手当の受給額はいくら?
2023年4月時点の児童扶養手当は、以下の通りです。
- 全額支給:4万4140円
- 一部支給:1万410円から4万4310円
児童扶養手当は、子どもの人数によって受給額が加算されます。
2人目の加算額は、全部支給で1万420円、一部支給は5210円から1万410円です。
3人目以降は、全部支給で6250円、一部支給で3130円から6240円となります。