3. 準富裕層から富裕層へのステップアップ

超富裕層や富裕層と聞くと「異次元の人」というイメージかもしれませんが、その次に位置していた「準富裕層」についてはどうでしょうか。

準富裕層は、資産が5000万円以上1億円未満の層です。

全体に占める割合は、約6%です。

「ここだって無理だろう」と感じたかもしれませんが、一般の人でもこの「準富裕層」はしっかりと目指すことが可能です。

その方法とは、「時間と金利を味方につけた資産運用を行うこと」です。

投資信託を活用した金融商品は、「複利」でお金が膨らんでいきます。

つまり時間をかければかけるほど増え幅が大きくなっていきます。

たとえば、年6%の複利で30年間運用することができれば月5万円の積立でおよそ5000万円の資産をつくることができます。

年6%を目指すために相当のリスクを背負いたくないという方は、月の積立額を調整したり、目標額を減らしたりする必要があるでしょう。

いきなり投資と聞くと、不安に思う人が多いかもしれません。

まずは情報を得て、自分の資産を増やす為の工夫をしてみてはいかがでしょうか。

自分にできることからコツコツ始めていきましょう。

参考資料

荻野 樹