夏のボーナスをもらった人は、何にお金を使いましたか。

旅行や買い物にお金を使った人も多い中で、老後資金のための貯蓄にボーナスを回した人もいるかもしれません。

老後生活に向けて、お金の用意は必要です。

ただし、老後は貯蓄だけでなく基本的に年金をもらえます。受け取る年金が生活費を上回っていれば、老後に向けた貯蓄はそこまで必要ないかもしれません。そのため、年金をいくらもらえるのかを把握したうえでの老後対策が必要です。

そこで本記事では、65~90歳以上がもらう平均年金額を5歳刻みで一覧表にして紹介します。平均年収ごとの受給額も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 厚生年金と国民年金とは【年金の仕組み】

年金には、「厚生年金」と「国民年金」の2種類があります。国民年金は、原則国民全員が受け取れる年金です。厚生年金は、会社員や公務員として働いたことがある人のみが受け取れる年金となっています。

出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」

そのため、会社員や公務員は国民年金と厚生年金の両方を受給可能です。一方で、会社員や公務員経験のない自営業者や専業主婦(夫)は国民年金のみしかもらえません。