高齢化社会である日本では、働きながら介護に従事する「ビジネスケアラー」が、年々増加傾向をたどっています。

経済産業省によると、2030年には家族介護者のうち、約4割(約318万人)が、ビジネスケアラーになる見込みとされており、その経済損失は約9.1兆円になると報告がされています。

今やビジネスケアラーは深刻な社会問題となっており、仕事と介護を両立するのが難しく「介護離職」を余儀なく選択する人もいます。

本記事では、2023年6月28に公表された調査データをもとに、仕事と介護を両立する人の「ビジネスケアラー」の実態について紹介していきます。

「自分はまだ大丈夫」と思っていても、もしかすると自分が介護する側になる日もそう遠くないかもしれません。

記事を参考に、働きながら介護を両立するのは現実的なのか、何が課題になるのかを今のうちから考えておけると良いでしょう。

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