3.2 【お金持ちの共通点・その2】お金に働いてもらう
現在の日本は「超」がつく低金利です。銀行にお金を預けること=お金を寝かせることになってしまいます。
モノやサービスの値段は短期間で上昇していきますが、収入は簡単に比例しません。少しでもお金を増やしたいなら、「お金に働いてもらう」ことが必要になります。
昨今の物価上昇で身にしみて感じている方は多いと思いますが、お金を寝かせておくことは、実質的に資産を減らしていることと同じです。何もしていないのに目減りするわけですから、ある意味リスクともいえるでしょう。
「お金に働いてもらう」ということは何らかの投資を行うことになるため、リスクが伴います。さまざまな金融商品があるため、そのリスクの大小もピンキリです。
大切なお金に、できるだけストレスをかけずに働いてもらうには「時間」を味方につけるのがポイントです。具体的には「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)」など、少額をコツコツ投資していくタイプのものが選択肢として上がってくるでしょう。
ただし、リスクを背負うことに抵抗がある方にとってはお金に働いてもらうことが正解とはいえません。
自分の意向を明確にして、自分なりの方法でお金を大切にしていきましょう。
3.3 【お金持ちの共通点・その3】健康でいること
健康でいることは「お金のため」ではないでしょう。
しかし、間接的にはお金を大切にすることに繋がっているのです。
現在の日本には「高額療養費制度」という制度があり、自己負担額を超える医療費は後から払い戻されます。膨大な医療費がかかる国もあることを考えると、上限があるのは安心ですが、公的医療保険対象外の治療や入院にかかる一部費用は適用外です。
筆者はこれまで5回も入院経験があり、多くの医療費を支払ってきました。この医療費がすべて貯金に回っていることを想像するとゾッとします…。
健康でいることは医療費がかからない、つまりお金を使わなくて済むことにも繋がります。
普段から食事や体を動かすこと、ストレスをためない工夫など、健康を意識している、これは富裕層に見られる共通点の1つです。
4. まとめにかえて
今回は、多くの富裕層に共通することについてお話をしてきました。
まずは、ご自身が無理なくできることからマネをしてみてはいかがでしょうか。
この記事を読んで、お金に対する考え方や行動ついて考えるきっかけとなれば幸いです。
参考資料
長井 祐人