庭や花壇に咲き誇る花々もステキですが、花瓶に活けられた切り花にも違った美しさがあります。それが自分で育てた花なら、なおさら愛おしく感じるもの。

そこで今回は、切り花でも楽しめる夏の花のなかから、毎年開花が期待できる多年草を紹介します。

屋外だけでなく、室内でも夏を彩る花々を楽しんでください。

1. 夏に咲く多年草〈オススメ7選〉切り花でも楽しめる!

〈オススメ 1〉宿根ヒマワリ

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夏の花の代表的存在ともいえるヒマワリ。一年草のイメージが強いヒマワリですが、実は毎年花を咲かせる多年草タイプも販売されています。

人気の品種には八重咲きの「ロドン・ゴールド」やレモン色の花が咲く「レモンクイーン」、小さな花が咲く「ヒメヒマワリ」などがあり、いずれも切り花の日持ちは5~7日程度。

日光量が足らないと花付きが悪くなるので注意しましょう。※参考価格:500~1000円(3号ポット苗)

〈オススメ 2〉アガパンサス

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アガパンサスは、暑い夏を爽やかに彩ってくれる花。スッと伸ばした茎先に青や白、青紫などの大輪の花を咲かせます。

1年中葉が茂るタイプと、秋になると地上部が枯れるタイプがありますが、耐寒性で選ぶなら後者がオススメ。開花時期は初夏~夏になり、切り花の日持ちは5~7日程度。やや耐陰性があるので、明るい半日陰で育てることもできますよ。※参考価:500~1000円(3号ポット苗)