約半数が「おひとりさま老後」に不安を感じている

燦ホールディングス株式会社は、40~70歳代の「終活を自分ひとりで行うと考えている人」を対象に、おひとりさまに関する意識調査を実施しました。

調査概要は下記のとおりです。

  • 調査名:おひとりさまの終活に関する意識調査
  • 調査主管:燦ホールディングス株式会社
  • 調査期間:2023年3月24日~28日
  • 調査対象:40~70歳代の男女、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、近畿圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に居住
  • 回答者数:1000名
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • リリース公開日:2023年6月22日

上記調査の結果、44%の人が老後の生活に対して不安感を抱いていると回答しました。

【図表3】

出所:燦ホールディングス株式会社「おひとりさまが老後に感じる不安は、金銭面が44%、精神面が34% 金銭面では「これからの人生で必要な金額がわからない」、精神面では「相談できる相手がほしい」「孤独死」などに不安を感じている」

具体的な不安要素として挙げられたものとして、「これからの人生で必要な金額がわからない」が最も多く、次いで「終活にかかる金額がわからない」が多い結果となりました(【図表4】参照)。

【図表4】

出所:燦ホールディングス株式会社「おひとりさまが老後に感じる不安は、金銭面が44%、精神面が34% 金銭面では「これからの人生で必要な金額がわからない」、精神面では「相談できる相手がほしい」「孤独死」などに不安を感じている」

数年前に「老後2000万円問題」が話題となりましたが、これは高齢無職世帯の夫婦をモデルに想定したケースであり、おひとりさま世帯で必要となる費用を想定した場合は、金額が異なってきます。

また、今後の老後生活で必要なお金は、受け取れる年金額やその人のライフスタイルによって違うため、それぞれで自身の必要金額を算出する必要があります。

記事の後半に、おひとりさま世帯の老後に必要な資金について解説しているので、記事を参考に必要な老後資金を算出してみましょう。