国土交通省の「住宅に関する動向」によると、東京圏においての30代未満の持ち家率は1983年から1993年まで減少傾向にありました。
しかし、その後持ち直しが見られるようになり、20代で家を購入する意思がある方も多いと言えます。
2023年6月19日に株式会社AZWAYが公表した「【家づくりで失敗したと思ったことランキング】男女393人アンケート調査」によると、30代で家を建てた人が41%で最多となっていますが、20代でも13.7%存在しています。
同調査では、70%以上の満足度の人が全体の8割以上にのぼる一方、建てた家で失敗したところのある人は85.5%になることがわかりました。
失敗したところの1位は「間取り」という結果に。
そこで今回の記事では、20代という若さで家を建てた福岡県のご夫婦に、家作りの体験談を伺いました。
間取りや設備にこだわって建てたつもりが、後悔している点が7つあるそうです。
是非このご夫婦の体験談を参考にして、あなたの家作りに活かしてみてください。
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注文住宅で後悔した点1. リビング内階段にしきりがない
リビングを一度通って2階に行けるように「リビング内階段」にしたご夫婦。
「子どもが大きくなって2階の子ども部屋を使うようになっても、2階に上がる子どもの様子を必ず見れるので作って良かったです」とご夫婦は話します。
しかし一方で「リビングと階段の間に仕切りをつければ良かったと後悔しています。リビング内階段は安心で便利だけれど、リビングのエアコンが効きにくくて…。特に冬は寒くて困ります」と後悔する点もあるそうです。
階段とリビングの間に仕切りがないと、エアコンをつけても空気が2階に逃げてしまいます。
パーテーションやカーテンなど、簡単に取り付けられるもので仕切るのもおすすめです。