注文住宅で後悔した点5. 床色が暗いため部屋も暗く感じる
「日当たりが良くて南側に面しているから部屋が明るくなる」と思いがちですが、実は床色によってもお部屋の明るさが変わります。
ご夫婦の家は、少し暗めの床色です。
そのため、部屋全体が暗い印象になるそうです。
「床色は明るい色にすれば良かったと後悔しています。南側で日当たりが良くても、部屋が暗い印象になるので昼間も電気が必須です」
床色を白色や明るいベージュなどにすれば、部屋が明るくなるので覚えておきましょう。
注文住宅で後悔した点6. リビングの隣にお風呂があるため気を遣う
「リビング横に洗面所とお風呂場を作らなければ良かったと後悔しています。生活動線としては便利ですが、来客時にお客さんがお風呂に入るとき、すぐそこにリビングがあるので多少気にすると言われました」という後悔もあるそうです。
リビングは、家族が集まる場所です。
人の出入りも多いため、近くにお風呂や洗面所があると気を使うかもしれません。
洗面所やお風呂と、リビングとの間に「収納スペース」「パントリー」のようなスペースを確保するのがおすすめです。
お風呂などとリビングを直接結ばないことでプライバシーを確保しやすくなります。
注文住宅で後悔した点7. お客用の部屋を作らなかった
家の間取りを考えるときに、「家族以外の人が泊まりに来ることも少ないから客間はいらない」という結論になったそうです。
しかし実際には客間がなくて困ったことも経験しました。
「客間は必要でした。全て家族の用途がある部屋なので、いざ、お客さんが来た時に泊まる部屋がないんです。」
客間がないためリビングに招くしかありません。
そのため突然の来客時に急いで片づけることになるため大変です。
リビングに隣接した「4畳ほどの小さな和室」を確保するのも良いでしょう。
まとめ:注文住宅でも後悔することはある
マイホームは、実際に住んでみて気付くことも多々あります。
いくら気をつけて間取りや家の内装を考えても100%納得する家づくりは難しいかもしれません。
だからこそ、この記事でご紹介したご夫婦の体験談を参考にして、後悔しない家作りに活かすことが大切です。
それでも不安な点などがある場合は、家づくりの専門家に相談する方法もあります。
ぜひ信頼できる「プロ」に相談してみてください。
参考資料
岩井 佑樹