新型「アルファード・ヴェルファイア」パワーユニット
ハイブリッドシステムはA25A-FXS型のダイナミックフォースエンジンになり、電池性能を向上した駆動用電池、駆動力特性を見直したハイブリッドシステム制御でシステム最高出力184kw(250ps)を実現し、走りと低燃費を高次元で実現しています。
また、これまで設定のなかったハイブリッド車の2WDモデルが新設されて、ユーザーの選択肢が広がっています。そしてガソリンモデルは3代目から2AR-FE型が踏襲され、4WDモデルも設定されています。
ヴァルファイアは先代の3.5L V6エンジンに変わり、T24A-FTS型2.4Lターボエンジンを採用しています。
高効率ツインスクロールターボ、センター直噴システム、DCモーター制御の可変冷却システムを採用することで、V6エンジンを上回る高トルクでダイナミックな走りを実現しています。
なお、ヴァルファイアはアルファードと同じく2.5Lハイブリッド車の設定もありますが、自然吸気の2.5L車の設定はありません。
新型「アルファード・ヴェルファイア」グレードと車両価格
アルファードの価格帯は 540万円~872万円、ヴェルファイアの価格帯は 655万円~892万円となっています。
これは先代モデルの337万6080円~750万2760円(両車同価格)と比べてかなり高くなっています。先代モデルにあったXやZといったエントリーグレードがなくなった影響が大きいといえるでしょう。
しかし、安全装備を始め各種装備が充実したことや、新しいプラットフォームやパワーユニットにより総合的な性能と魅力が向上したことで相殺しているといえるでしょう。
また、これまでボディの大きさ以外は違いがあいまいだったノア/ヴォクシーとの立ち位置がハッキリと分かれ、高級サルーンとしてのアルファード/ヴェルファイアというキャラクターがハッキリとしたと言えるでしょう。