SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は三井住友DSアセットマネジメントのインデックスファンドです。
米国の株式市場を投資対象としている銘柄です。2023年04月28日時点で純資産総額は169.02億円を突破しています。
今回はSMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の商品概要やおすすめポイント、評判などを解説します。SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)に興味を持っている方はぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- の概要
- のメリット
- の評判
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)とは?商品概要を紹介!
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は米国の株式に投資する銘柄です。
インデックス運用のため米国の株式市場の値動きに連動するよう設計されています。
主な実績やステータスは下記の通りです。
項目 |
内容 |
---|---|
騰落率(期間収益率) |
+ 4.3%(過去1年) |
ベンチマーク |
S&P500指数 |
購入時手数料 |
0円 |
信託財産留保額 |
0円 |
信託報酬率 |
0.0968% |
投信会社名 |
三井住友DSアセットマネジメント |
価格(1万口当たり) |
1万6279円 |
分配金(設定来) |
0円 |
純資産総額 |
169.02億円 |
非課税制度 |
・NISA ・iDeCo |
主な取扱金融機関(NISA) |
・三井住友銀行 |
主な取扱金融機関(iDeCo) |
・三井住友銀行(標準コース) |
手数料は購入時手数料が無料、信託財産留保額も無料となっています。また、主な手数料であり保有額に対して年率でかかる信託報酬は0.0968%と十分低めの設定です。
設定来分配金は0円のため、「分配金なし」のファンドを求めている人におすすめです。
ワンポイント
分配金なしの場合、利益は再投資されて再び元本として運用されます。このサイクルにより元本と利益が相互に大きくなる「複利効果」が期待できることから長期で資産形成を行う人におすすめです。
組入銘柄数は503銘柄で、投資先の内訳は以下の通りです。
<組入上位10業種>
業種 |
比率 |
ソフトウェア・サービス |
10.6% |
テクノロジ・ハードウェア・機器 |
8.7% |
医薬品・バイオテクノロジー |
8.1% |
金融サービス |
7.6% |
メディア・娯楽 |
7.1% |
ヘルスケア機器・サービス |
6.0% |
半導体・半導体製造装置 |
5.9% |
資本財 |
5.5% |
一般消費財・サービス流通・小売り |
5.2% |
エネルギー |
4.6% |
<組入上位銘柄10社>
社名 |
割合 |
APPLE INC |
7.1% |
MICROSOFT CORP |
6.4% |
AMAZON.COM INC |
2.8% |
NVIDIA CORP |
1.9% |
ALPHABET INC-CL A |
1.8% |
BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL B |
1.7% |
ALPHABET INC-CL C |
1.6% |
META PLATFORMS INC-CLASS A |
1.5% |
EXXON MOBIL CORP |
1.4% |
UNITEDHEALTH GROUP INC |
1.3% |
組入上位の割合は、ソフトウェア・サービスが10.6%、テクノロジ・ハードウェア・機器が8.7%となっています。また組入上位銘柄で最も割合が高いのはAPPLE INCです。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)のメリット3選!
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の主なメリットは以下の3ポイントです。
- 米国経済の成長による株式市場の価格上昇を期待した運用ができる
- 低コストで運用できる
- 米国のグローバルカンパニーに投資できる
それぞれ詳しく紹介します。
1. 米国経済の成長による株式市場の価格上昇を期待した運用ができる
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は米国の株式に投資するインデックス型投資信託です。
米国株式市場における時価総額の約80%をカバーしているS&P500指数をベンチマークとしていることから、アメリカの株式市場に連動した投資成果が期待できます。
2. 低コストで運用できる
投資信託で最も気をつけるべきコストは保有額に対して年率でかかる信託報酬です。
金融庁のデータによれば、つみたてNISAの対象商品で投資先を内外・海外とするインデックス型投資信託の信託報酬平均は年率0.34%(税抜き)となっています。
同じ分類に所属するSMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の信託報酬は0.0968%(税込み)と、同系統の投資信託の中では十分に低めです。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)はコストを抑えた投資信託運用にもおすすめできる商品となっています。
3. 米国のグローバルカンパニーに投資できる
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の組入銘柄には、アップルやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、アルファベットなどのグローバルカンパニーが名を連ねています。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は米国の有名企業へ気軽に分散投資できる点でも魅力的です。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)のデメリットは?
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)はS&P500に連動した値動きを目指すインデックスファンドです。
ベンチマーク(目標となる指標)のS&P500は株価指数である一方、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は信託報酬を支払って運用してもらう金融商品です。
そのため理論上、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)はベンチマークとなるS&P500に対して、信託報酬分の負けが発生します。
全く同じ値動きを実現したとしても、信託報酬分のコストが損失となってしまう点がインデックスファンドであるSMBC・DCインデックスファンド(S&P500)のデメリットです。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の評判を紹介!
ここではSMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の評判を紹介します。
- SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は米国株に分散投資したい人におすすめですよ
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)を、米国株に分散投資したい人にあった商品として紹介するコメントが見られました。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は三井住友銀行で運用できる投資信託であり、信託報酬が安くNISAにも対応しています。三井住友銀行で米国市場に投資する商品を探している初心者の方であれば、検討したい商品と言えるでしょう。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は米国の株式市場へ長期投資したい人におすすめ
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は、米国の株式を中心に503銘柄へ投資することから分散性が高く、米国の経済成長を期待した運用が可能です。そのためじっくり資産を育てる長期投資向きと言えるでしょう。
長期投資を実施する上で重要なポイントは信託報酬です。一般的なインデックスファンドの信託報酬は年率0.2%など日々かかるコストとなるため、長期で運用するほどその金額は馬鹿にできないものとなっていきます。
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)であれば信託報酬は十分に低い水準と言えるでしょう。
ここまでで、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)に興味を持った方は、本記事で紹介した証券会社等も活用して情報を集めてみるといいでしょう。
参考資料
まとめ
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は以下の方におすすめです。
- 投資を始めたばかりの初心者の方
MeChoice編集部