1.2 70～79歳の国民年金月額
- 70歳：5万7405円
- 71歳：5万7276円
- 72歳：5万7131円
- 73歳：5万7040円
- 74歳：5万6846円
- 75歳：5万6643円
- 76歳：5万6204円
- 77歳：5万6169円
- 78歳：5万5844円
- 79歳：5万5609円
会社員などの厚生年金受給者（第2号被保険者）がもらう平均年金は月14万円〜15万円ほどとなりました。夫婦ともに月15万円を受け取れれば合計受給額は月30万円となるため、ゆとりのある老後を送れると考えられます。
一方で、会社員経験がない自営業者やフリーランスなど（第1号被保険者）は国民年金のみとなるため、年金受給額は月に5万5000円程度です。自営業者やフリーランスが、年金のみでゆとりのある老後を送るのは厳しいでしょう。
ただし、自営業者やフリーランスでも過去に会社員や公務員などの経験があれば厚生年金をもらえます。ただ厚生年金は加入期間や収入に応じて個人差が大きいため、自分の年金額を知りたい人は「ねんきんネット」などで受給額をシミュレーションしてみてください。
2. 6月支給分からの年金額はいくら？3年ぶりのプラス改定へ
年金は毎年度改定され、6月支給分からその年度の支給額を受け取ります。
2023年6月からの年金支給額は、前年より増額です。国民年金の満額は月6万6050円（68歳以上の場合）となります。前年は月6万4816円だったため、月1234円・1.9％の増額です。
出所：厚生労働省「令和5年度の年金額改定についてお知らせします」
また、一般的な夫婦（平均年収約527万円で40年間勤務した夫（妻）と会社員経験のない国民年金を満額もらえる専業主婦の家庭）がもらえる年金は月22万4482円となっています。
こちらは、前年より月4889円の増額です。
