PGF生命がおこなった「2023年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」によると、2023年に還暦を迎える人が、これからの人生(60歳~)でゆとりのある生活を送るために必要と思う金額の平均は「月27万8929円」でした。

では、実際に年金を受け取っている70~79歳はどれくらいの金額をもらっているのでしょうか。

本記事では、70歳~79歳がもらう年金額を一覧表で解説します。2023年6月からの年金支給額も紹介するので、参考にしてみてください。

1. 【老齢年金の一覧表】70~79歳がもらう「厚生年金と国民年金」とは

では、70~79歳がもらう平均年金額を一覧表で確認しましょう。

厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、70~79歳が受け取る平均年金額は以下のとおりです。

出所:厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

1.1 70~79歳の厚生年金受給者がもらう年金月額

  • 70歳:14万1026円
  • 71歳:14万3259円
  • 72歳:14万6259円
  • 73歳:14万5733円
  • 74歳:14万5304円
  • 75歳:14万5127円
  • 76歳:14万7225円
  • 77歳:14万7881円
  • 78歳:14万9623円
  • 79歳:15万1874円

※国民年金部分も含む